【京都新聞杯2021予想】ダービーの前哨戦！ディープモンスターやレッドジェネシスなど出走予定馬を考察

中京競馬の土曜メインは日本ダービーの前哨戦の「京都新聞杯」です。優先出走権はないものの、勝てばダービー出走が叶う一戦となります。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ディープモンスター（牡3、池江泰寿厩舎）

前走の皐月賞・7着のディープモンスター。結果は出ませんでしたが、タフな馬場でも最後は速い脚を使えており、力負けはしていません。今回と同舞台の梅花賞（1勝クラス）を差して快勝した実績があり、左回りの不安がないのは大きなプラス。良馬場ならさらに得意の切れも生きそうです。メンバーの格が一気に落ちるこのクラスでは上位の存在となります。主戦騎手の武豊騎手とのコンビで、巻き返しを狙います。

レッドジェネシス（牡3、友道康夫厩舎）

前走ゆきやなぎ賞を快勝したレッドジェネシス。後にアザレア賞を勝つ2着馬のリーブルミノルを4馬身突き放す強い勝ちっぷりで、タフな阪神の2400mで結果を出したことで、高い長距離適性も示しました。2走前の東京で6着に敗れているので、距離よりは左回りへの対応がポイントとなりそうです。この時期にきて成長力を見せているだけに、重賞に入って一気に能力を開花させる可能性は十分にありそうです。

ルペルカーリア（牡3、友道康夫厩舎）

前走の毎日杯・4着のルペルカーリア。順位こそ4着でしたが、勝ち馬のシャフリヤールが日本レコードタイの1分43秒9で走っており、4着とは言えコノ馬も日本レコードと0.5秒差で走っています。苦手な瞬発力勝負に屈しただけで重賞を勝てる片鱗は示しており、パワー優先の中京コースへ替わるここはアドバンテージを取れそうです。きょうだいにG1馬が多数いる名牝シーザリオ産駒で、血統的にも未だ強くなる余地は十分ある1頭です。