【ローズステークス】秋華賞へ向けた重要トライアル!ブレイディヴェーグやラヴェルなど出走予定馬を考察

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秋華賞トライアルの3歳重賞「ローズステークス」がいよいよ中京競馬場で行われます。秋華賞の最重要レースということで集まるメンバーのレベルも高く、注目度は高い一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ブレイディヴェーグ(牝3、宮田敬介厩舎)

東京2000mの1勝クラスを快勝したブレイディヴェーグ。昨年8月に新潟の1800mでデビューし、上がり3F32秒3の鬼脚を披露し2着に好走しました。ただ、その後骨折で長期休養を余儀なくされ、今年2月に東京の1800mで復帰。ここでは上がり3F33秒3の脚で後続を突き放して6馬身差をつける圧勝劇を披露します。クラシックでも期待する声も多くあがっていましたが、再び骨折してしまい休養へ。復帰戦となった6月の1勝クラスを難なく快勝し、今回ようやく待望の重賞戦となります。順調に使えていればクラシックでも上位争いを演じていた可能性は高そうなくらいに素質は高い1頭で、牝馬三冠最終戦へ向けて弾みを付けるためにもここは無様な競馬は見せられないところです。

ラヴェル(牝3、矢作芳人厩舎)

前走のオークス・4着から参戦するラヴェル。昨年のアルテミスSでは上がり3F33秒0秒の末脚を披露し、後に牝馬二冠を制すリバティアイランドに土をつけて快勝した素質馬です。阪神JF・11着、桜花賞・11着とその後のG1戦線では凡走が続きましたが、前走のオークスでは最内枠を活かした坂井瑠星騎手の好騎乗も光り、10番人気の前評判を覆して4着に好走。距離延長もプラスに働いたようで、マイルよりも中距離の適性が高そうです。惨敗続きでリバティアイランドとの勝負付けも終わったように思えますが、女王を降した東京が舞台なら、逆転一発も期待したくなるところです。

ブライトジュエリー(牝3、橋口慎介厩舎)

前走のマカオJCT・1着から参戦するブライトジュエリー。道中はやや力んだ様子も見られましたが、直線は狭いスペースを割って伸び、古馬相手に完勝と強い勝ちっぷりでした。2走前のフローラSでは3着で惜しくもオークスの優先権は逃しましたが、前走でしっかりと賞金を加算して秋の大舞台へ向けて良い流れを作ってきました。とは言えまだ2勝クラスの身ですので、ここでもまだ気は抜けないところ。早めに入厩し1週前の追い切りではCWで6F79秒3―1F11秒6の猛時計をマークしており、やはり高い勝負気配を持って臨んできています。キャリアはわずか3戦でまだ底を見せておらず、まだまだ上積みも期待できる1頭。飛躍の秋となるかに注目です。