【ラジオNIKKEI賞2017予想】牝馬のバルベーラ、軽ハンデ活かして重賞初V目指す！

3歳唯一のハンデ重賞ラジオNIKKEI賞。昔は出走条件に「東京優駿の勝ち馬を除く」と記されていたため、クラシック路線で敗れた馬たちの敗者復活戦といったイメージがつき、「残念ダービー」とも称されるようになります。

ただ、出走条件もレース名も昔と変わりましたし、近年は本格的な夏競馬の開幕戦として地元福島のファンを含め、多くのファンに親しまれている人気のレースです。

今年も重賞を走ったサトノクロニクルやクリアザトラック、マイネルスフィーン、ライジングリーズンなどのハンデの重い実績馬と重賞未出走で、1000万クラス以下のハンデの軽い実績のあまりない馬達が対決します。

その中で注目しているのが、前走でようやく500万を勝ったばかりの牝馬バルベーラです。
牝馬と言うことで別定でも牡馬より2kg低いですが、今回ハンデも51kgと恵まれています。馬体が420kgぐらいの小さな馬なだけに、これまで54kgばかりだったところの51kgですからそのプラス度もかなりのものがあるでしょう。

そして何よりも魅力なのが、晴雨兼用ということです。ここ2戦で2勝しているのですが、初勝利の未勝利戦では、良馬場で差し切った後、次戦の500万では不良馬場の中上り最速で差し切り連勝を果たしております。

梅雨時期の今は平日にも雨が降りやすい訳ですから、その影響で馬場が柔らかくなって土曜日の競馬で荒れてくることも考えられます。そうなったときに、実績のあってハンデの重い馬達は、予想以上に走りに影響してしまう可能性があります。

ハンデ51kgで晴雨兼用のバルベーラにとっては、馬場もハンデも味方してくれる可能性が非常に高いのです。さらに、バルベーラが不良馬場を差し切った前走を見てみると、直線で馬群に包まれかなり厳しい競馬だったのですが、それを自分より大きな馬達の間から抜けてきており、勝負根性も注目すべき点でした。

ラジオNIKKEI賞は、晴雨兼用のバルベーラが、馬場と軽ハンデそして自身の根性を活かして
すいすいっと重賞初制覇！となる可能性は、人気以上にあるでしょう！