【サウジアラビアRC予想2018】グランアレグリア、久々でも力を発揮できるか?
今週末からは東京競馬場で競馬が開催。土曜メイン、最初の重賞は「サウジアラビアロイヤルカップ」です。今年でまだ第4回目と歴は浅いですが、来年のクラシックを賑わす競走馬が出て来る可能性も高いレースとして注目しておく必要がある重要なレースです。
2歳戦ということで各馬の評価が非常に難しいレースですが、今回はその中でも新馬戦の勝ち方が強かった一頭を紹介したいと思います。
その馬はグランアレグリア(牡2、藤沢和雄厩舎)です。
6月に東京の新馬戦を勝ったあと休養しており、今回が復帰戦となります。新馬戦ではスタート直後は好位外の中断から進めるも、すぐさま3番手まであがっていき、直線では序盤で先頭に立つと一気にそのままリードを広げて2馬身差の完勝。鞭も一発のみで余裕もたっぷりで、時計も東京マイルで1分33秒6と好タイム。高速馬場の影響も大きかったとは言え、昨年のサウジアラビアRCの勝ち馬ダノンプレミアムがマークしたレコードが1分33秒0ですから、期待したくなる一頭です。
高速決着の反動は気になるところですが、レース後はノーザンファーム天栄に放牧に出されており、休養はしっかりと挟んでおります。前走から約4か月ぶりと久々なのが唯一の懸念材料ですが、先週の1週前追い切りでもWコースで5ハロン71秒0-12秒9となかなかのタイムを出しており、今のところは悪い印象はありません。坂路に入っていないのがやや気がかりではありますので、最終追いや馬体重などの情報を含めて、最後まで状態はチェックしておきたいところです。
いずれにせよ、クラシック戦線を賑わす可能性を秘めている一頭なだけに、この一戦でどういったパフォーマンスを見せてくれるのか。楽しみにしたい一頭です。