【京都牝馬S予想2021】今週も前残り?激走期待の穴馬はこの馬だ!

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上位拮抗の混戦ムードが漂う今年の京都牝馬ステークス。軸馬選びが難解ですが、今回は上位陣の中でも安定感が光るリリーバレロを最有力視したいと思います。

キャロットファームの6歳牝馬ということでおそらくここがラストランとなりそうですが、最後の最後に重賞タイトルを狙っての参戦となります。休養の多い馬で昨年は春に2戦使っただけですが、東京の1400mで3着・1着と好走し、今年は初戦のトリトンSを快勝と好調です。

2走前の高尾特別は前が止まらない展開を上がり33秒4の末脚で突き抜けており、前走のトリトンSでは番手から進めて抜け出して、追い比べを制して快勝とここへ来て勢いをつけています。

同レースに出走予定であったサムシングジャストが回避したことにより松山騎手に空きができ、騎乗が叶ったという点も好材料で、今勢いのある若手騎手とのコンビならさらに信頼度は上がります。

まだまだ成長の余地を残している印象があるので引退するのが惜しいですが、最後の最後に重賞へ辿り着き、引き続き松山騎手との騎乗で臨めることになった一連の経緯は、この馬が重賞馬にふさわしいことを証明するためであるようにも感じます。

ということで本命軸馬はリリーバレロです。次に相手ですが、有力視しているのは今回の逃げ馬候補イベリスです。

前走は、今回と同じ舞台である阪神1400mの阪神Cを逃げて6着敗退。負けはしましたが、負けた相手はダノンファンタジー、インディチャンプ、サウンドキアラ等強い相手が揃っており、これを相手に勝ち馬から0.5秒差の6着は十分大健闘で、メンバーが落ちるここは楽に通用しそうです。

また、先週開幕した阪神は前残りが顕著でしたし、持ち前のスピードを活かして逃げ粘る条件は整っているという感じがいたします。人気的にも伏兵の立場での参戦となりそうで、妙味のある1頭となりそうです。

とういうことで今年の京都牝馬Sは、本命軸馬リリーバレロ、穴馬にイベリスは絶好におさえておくという予想で勝負したいと思います。