【全日本2歳優駿2017予想】ここも注目は無敗馬対決?

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12月13日(水)川崎競馬場では、第68回「全日本2歳優駿」が行われます。先日の阪神ジュベナイルフィリーズでも無敗馬対決が注目を集めましたが、この全日本2歳優駿も無敗馬が3頭エントリー。ケンタッキーダービー出走馬選定レースとしても、非常に見応えのある一戦となりました。今回はこの無敗馬3頭をチェックしたいと思います。

まず1番手に挙げられるのが、ルヴァンスレーヴ(美浦・萩原厩舎)。新馬戦で7馬身独走を演じると、続くプラタナス賞では2歳レコードとなる1分36秒2で再度圧勝。いずれもノーステッキだったことを思えば、まだ奥があることも確か。昨年のエピカリスのような期待感を持たせてくれる馬だと思います。

基本的に内枠・先行勢が有利な川崎競馬ですから、出足の鈍さが命取りとなる可能性もありますが、レースの流れに乗れさえすればすべてが杞憂に終わる搭載エンジン。勝ちっぷりに注目でしょう。

これに続くのが兵庫ジュニアグランプリを制したハヤブサマカオー(美浦・伊藤圭)。前走は相手強化に加えて、激しくプレッシャーをかけられる厳しい展開。見た目には辛勝とも取れますが、実はその中身はかなり濃いとも言えます。祖母がダート重賞7勝の女傑プリエミネンス。血統背景も魅力で、逃げるこの馬にとっては絶好枠もあたりました。無傷の4連勝も十分です。

そして最後がダークリパルサー(美浦・金成厩舎)。前記2頭ほどの派手さはありませんが、逃げ差し自在のレース振りで2連勝。勝負強さという点に置いては、半兄エスポワールシチーに通ずる部分があるように思います。こちらも自在性を生かせる内枠、コースを知り尽くした戸崎騎手鞍上も心強いところですね。

もちろん、北海道2歳優駿を制したドンフォルティス、前走レコード勝ちのビッグスモーキーなどにも注目ですが、阪神ジュベナイルフィリーズの結果(無敗馬が上位独占)を見ても、やはり無敗馬を買い続けるのもひとつの馬券術。まずは3頭の馬連・3連複で勝負ですね。