【中山記念2023予想】穴を狙う場合も〝前〟が鉄則!
開幕週の中山内回りが舞台で、過去10年で先行馬が9勝している中山記念。強い先行馬から買うのが鉄則と言えるレースです。
となれば狙いたいのは、強い先行力でチャレンジC連覇を果たしたソーヴァリアントです。
前走のチャレンジCはレッドベルオーブが大逃げを打ち、馬群がバラける展開を好位追走から抜け出す横綱相撲で快勝しました。中山2200mで行われた2走前のオールカマーは13着大敗も、心房細動を発症しての惨敗のため、度外視して良いでしょう。
今回初の1800mとなりますが、序盤の上り坂でテンは早くなりにくいコースですし、昨年ハイペース逃げを打ったパンサラッサも不在。ドーブネやショウナンマグマあたりが今年の逃げ馬候補となりそうですが、ショウナンマグマは初コンビを組む石橋脩騎手がテン乗りから大逃げを打つシーンは考えにくいですし、ドーブネが逃げたとしてもスローの単騎逃げを理想としているだけに、極端なハイペースにはならないでしょう。
ここはソーヴァリアントがスムーズに先行し、早め先頭から押し切る競馬が濃厚と見て同馬を本命視したいと思います。
続いて相手ですが、実績馬の参戦が多く堅実決着傾向が強いレースではあるものの、2・3着のヒモ荒れは期待出来る一戦ということで今回はオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。
その馬は、先程も取り上げた逃げ馬候補のドーブネです。
今年初戦の前走、白富士Sでは先手を取ってうまくペースを落として2着に好走。高速馬場の恩恵もあった楽逃げで、2走前、3走前も展開面の手助けがあっての快勝と、近走は好条件が重なって好走しているという見方をするファンも少なくないでしょう。強豪揃いのここでは格下感は否めず、妙味のある1頭となりそうです。
とは言え、小回りで直線短いコースで距離短縮と今回は条件が好転。前走2着はレース後の陣営のコメントにもある通り、敗因は2000mの距離であった可能性が高く、開幕週の中山でベストの1800mなら警戒しておきたい1頭です。スタートを切っていい形に持ち込めれば、馬券圏内に残してくる可能性は十分あると感じます。
ということで今年の中山記念は本命ソーヴァリアント、穴馬にはドーブネを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。