【藤森ステークス2023予想】チェイスザドリーム、末脚自慢の強豪たちを押し切れるか?
今週から開幕する京都競馬で初日のメインレースに組まれているのが3歳以上オープンの別定戦、藤森ステークスです。
貴重なダートの短距離戦ということで、好メンバーが集まりやすい一戦。今年も激戦区のダート短距離レースらしく有力馬が多数参戦しており、賞金不足で大舞台に立てないケースをなんとか解消したい陣営の思惑も見えるレースとなっています。
ここ2年は藤森ステークスの開催がなく、2018年から2020年までは3勝クラスで開催されていたこともあり、過去のデータを参考にしづらいところもありますが、2018年は1着がコパノキッキング、2着がヤマニンアンプリメ、さらに2019年には3着にリュウノユキナが入るなど、条件こそ異なるものの先々の出世が期待できるデータも出ています。
今年の登録馬ではサンビスタやラプタスを輩出したヒダカブリーダーズユニオン所有のチェイスザドリームに注目が集まりそうです。栗東・矢作厩舎の管理馬で、今回は弟子の坂井騎手で挑む予定となっています。
3勝クラスの外房ステークスでは同じく弟子の古川奈穂騎手で1番人気支持も15着大敗となったり、オープン入り後も今年6月の松風月ステークスでは富田騎手騎乗で2番人気支持も12着大敗など乗り難しい面もある1頭といえそうですが、ここ2戦は安定感を取り戻して1着、2着と続いており、初めての京都ダートコースを克服できるかがカギとなりそうです
控える競馬で結果を残した9歳馬のアッティーヴォ、4歳馬のタガノクリステルの2頭や、武豊騎手とのコンビで4戦3勝2着1回と高い勝率を誇るスマートフォルスの参戦などが予定されていますが、チェイスザドリームが目標となる前目の位置から押し切れるのか、楽しみな1戦となりますね。