【新潟ジャンプS2017】ホーカーテンペスト、平地力が生かせる新潟はベストな舞台

今週の新潟の土曜メインは「新潟ジャンプステークス」が開催されます。夏でも障害レースができるようにするために出来た障害重賞で、平地競走用の芝コースに可動式の置き障害を設置して行われます。

そのため、他の障害コースに比べると比較的平地力が問われるようなコース形状となっております。平地で上級条件にいた馬などを狙ってみるのも手です。

ということで、今回はメンバーで平地力がありそうな馬、ホーカーテンペストに注目。芝では1600万を勝ちOP特別を3戦し(5着→6着→9着)、その後に函館記念(15着)にも出走しております。結果は出ておりませんが、芝の成績はこの馬が一番良いですね。

函館記念後に障害へ転身し、初戦で2着に好走し適性を見出されると、障害3戦目から怒涛の3連勝を挙げます。前走の3着で連勝は途切れたものの、内ラチに挟まれて馬体が接触するなどの不利があっての3着。評価を下げるレースではありませんでした。

平地を長く走っていたおかげもあってか、平地力が問われる新潟の障害コースは「2-0-1-0」と優秀です。障害の重賞は今回が初となりますが、これまで挑戦してきた芝の重賞レースに比べれば、初勝利を挙げる可能性はこれまでで一番高いのではないでしょうか。

他にも、東京ジャンプS2着のグッドスカイや、東京ジャンプSで1.6倍の1番人気に推されるも7着に敗れ巻き返しを狙うハギノパトリオット、東京去年の新潟ジャンプS4着のタナトスなどが人気を集めそうですが、今年の新潟ジャンプSは新潟コースの適性や平地力が大きな武器となりそうなホーカーテンペストに重い印を打って挑みたいと思います。