【岩手ダービー予想2023】連勝中のミニアチュールを止めるのはどの馬か?
今週日曜は中央競馬はG1がないものの、地方競馬の水沢競馬場では東北地方のダービーとしての役割を担ってきた東北優駿こと岩手ダービーが開催されます。かつては岩手競馬、上山競馬、新潟競馬の持ち回りで開催されてきましたが、現在はダイヤモンドカップ、東北優駿、不来方賞の3レースで岩手3冠レースが組まれています。
過去のデータをみると、2020年の勝ち馬フレッチャビアンカはその後は秋のダービーグランプリも勝つと、南関東に移籍し東京記念、金盃と長距離重賞を2勝しています。また、翌年の2021年の勝ち馬のリュウノシンゲンは佐賀で年末のグランプリレース・中島記念を制しており、古馬になってさらに成長を示す馬たちが勝利しており、今年の勝ち馬も先々が期待できるのではないでしょうか。
小回りコースでダート2000m戦が開催されることもあり、コーナーを6回回るというタイトなコース形態となっており、ある程度先行力がないと勝ちきれないレースとなっています。
今年は出走予定馬8頭と少ない頭数での開催となりますが、連勝中のラブリーデイ産駒の牝馬のミニアチュールが今年は抜けた強さがあるだけに、つけ入る隙がなさそうですが、南関東で鍛えられてきてから参戦のグランデッツァ産駒のロッソナブアは逆転の芽がある1頭といえそうです。
善戦続きでここ2戦は2着続きとなっていますが、それまでは連勝しており、距離延長は父のグランデッツァを考えるとプラスに働きそうです。脚質をみても3,4番手から脚を伸ばす競馬もできており、逃げでも対応ができているだけに先行力も持っており、連勝中のミニアチュールを止められるのは南関からの刺客になるかもしれません。単勝に妙味がありそうですね。