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【朝日杯FS予想2025】アドマイヤクワッズに死角無し?完成度で一歩リード

2025/12/19 20:47
【朝日杯FS予想2025】アドマイヤクワッズに死角無し?完成度で一歩リード

無傷の2連勝でデイリー杯2歳ステークスを制したアドマイヤクワッズは、世代屈指の素質を示してG1の舞台へと駒を進めてきた素質馬だ。東京マイルで行われたデビュー戦では、1000m通過1分01秒というスローペースを中団で追走し、直線では大外から悠々と差し切る強い勝ちっぷりだ。上がり最速33秒3の末脚を繰り出し、勝ち時計1分34秒1も2歳新馬としては優秀で、初戦から高いポテンシャルを感じさせる内容だったと言えよう。

そして続く前走のデイリー杯2歳Sでは一転して完成度の高さを証明。スタート後は出たなりで折り合いを重視し、カヴァレリッツォの後ろで脚を溜める形で追走。直線で相手が外にヨレた一瞬を逃さず、坂井瑠星騎手が鋭く追随して差し切った。馬の癖や弱点を瞬時に見抜いた手綱さばきは見事で、勝負強さが際立つ一戦だった。前半34秒5、後半34秒5のミドルペースから、ラスト11秒2-11秒2でまとめるレコード勝利は内容的にも非の打ち所がない。

坂井騎手はレース後、「競馬を理解して反応が良くなった。上のクラスでもやれる力がある」と語っており、陣営の手応えも十分だ。2着のカヴァレリッツォも高い能力を示したが、その相手を内目からきっちり差し切った点は評価を高める材料となる。

デイリー杯2歳S組は朝日杯FSで【2-3-2-17】、複勝率29%と一定の信頼度があり、坂井騎手自身もドルチェモアで勝利経験がある。マイル戦で連勝中で距離不安はなく、いずれも差す競馬で上がり最速を記録している点からも末脚の破壊力は本物だ。前走内容を素直に評価すれば、ここは中心視が妥当な存在だと断言できるだろう。 

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