【ホープフルステークス予想2025】暮れの2歳王者決定戦!アンドゥーリルやラヴェニューなど出走予定馬を考察

2歳王者を決めるG1「ホープフルS」がいよいよ開催です。来年のクラシックを占う上でも重賞な一戦ゆえ、ここは見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
アンドゥーリル(牡2、中内田充正厩舎)
前走のアイビーSを快勝したアンドゥーリル。新馬戦は惜しくも2着でしたが、続く未勝利戦では中京芝1600mで中団から鋭く伸び、上がり最速34秒3、1分33秒2の好時計で快勝しました。前走のアイビーステークスでも2番手から折り合い、直線で逃げ馬をきっちり差し切る安定した内容を披露しています。1600m、1800mと距離を延ばしながら連勝し、加速ラップを刻めた点も高評価です。今回は初の中山、右回りが鍵となりますが、器用な競馬ができる強みは大きいでしょう。力を出し切れれば、上位争いが期待できる一頭です。
ラヴェニュー(牡2、友道康夫厩舎)
11月上旬の東京芝1800mで行われた新馬戦を快勝したラヴェニュー。では、好位2番手から落ち着いて運び、直線でじりじり先頭に立つと、残り200mでさらに加速し、2着馬に5馬身差をつける完勝でした。終い2ハロンを11秒3-11秒2の加速ラップでまとめており、スタミナと伸びを兼ね備えた内容です。戸崎騎手が「凄く乗りやすい」と評価した操縦性も大きな武器でしょう。半兄に重賞2勝のギベオンがいる血統背景も心強く、キャリア2戦目でも素質の高さで好勝負が期待できそうです。
ショウナンガルフ(牡2、須貝尚介厩舎)
新馬戦と札幌2歳ステークスを連勝中のショウナンガルフ。新馬戦は函館芝1800mで好位から抜け出し、直線では独走する内容でした。前走の札幌2歳ステークスでは一転して中団後方から運び、直線の短い札幌で大外を回しながらも差し切り勝ち。スローの前残り展開を克服した点は高く評価できます。今回は休み明けで中山初参戦となり、時計勝負への対応など課題もありますが、着差以上に強い競馬を見せた前走内容は魅力です。状態が整えば、ここでも上位争いに加わる可能性は十分でしょう。

