【宝塚記念2017予想】日曜は雨予報!重馬場に強い馬“3頭”とは?
今週末25日(日)は阪神競馬場で今春最後のG1、宝塚記念が開催されます。本日、21日(水)は低気圧と前線の影響で全国的に雨となっており、西日本を中心に猛烈な雨が降っております。
気象庁は和歌山県と三重県では土砂災害に厳重に警戒するとともに、近畿と東海では川の氾濫や低い土地の浸水にも警戒するよう呼びかけるほどの大雨。宝塚記念が開催される兵庫県も、前日から大雨・洪水警報が出る可能性が高いとして警戒を呼びかけております。
競馬ファンとしてはこれだけの雨が降れば当日の馬場状態が気になるところです。週間天気予報を見ると木、金、土は曇りで雨は止みますが、レース当日の日曜日はまた雨の予報となっております。水曜日の大雨で渋った馬場もさすがに日曜日までには回復していると思いますが、当日も雨が降るのでここでどれだけ降るかで状態は大きく変わってくるでしょう。
現時点では分かりませんが、当日馬場が重くなったことを見越して道悪が得意な馬をピックアップしておきたいと思います。
ミッキークイーン
今回紅一点で宝塚記念に挑むミッキークイーン。稍重以上の馬場での成績は[2-0-0-1]で、重で2勝している道悪巧者です。阪神コースも[3-3-0-0]と抜群に相性が良く、重馬場が重なればさらに信頼度は上がります。高速馬場自体も2200mの距離なら問題はなさそうですが、雨で渋ってもこなせるのは強みです。
サトノクラウン
昨年の宝塚記念6着のサトノクラウン。稍重以上の馬場での成績は[3-0-0-2]で、通算6勝のうちの半分が稍重以上となっております。道悪は歓迎ですが、昨年稍重だった宝塚記念で6着に敗れているのがネックとなっております。展開的にも悪くなく、鞍上の岩田騎手も上手く乗れていましたが、最後はなだれ込むだけの競馬で見せ場なく敗れました。個人的にはスローでコントロールして自分のタイミングで動いていくようなステイヤー型の競馬が合っていると思うので重馬場適性があってもここは距離が短い気がします。
スピリッツミノル
今回逃げの競馬も期待されているスピリッツミノル。稍重以上の馬場での成績は[3-0-0-2]で、重で2勝している道悪巧者です。2年前には、雨で重馬場開催となった同じ阪神2200mコースのすみれS(OP)を逃げ切って優勝。この少頭数で前で競馬が出来るのも魅力です。今回の宝塚記念では穴馬として注目してみるのも面白そうな一頭です。