カレンダー業者泣かせのJRA

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カレンダーを作る会社は2年前にもうカレンダーを作り始めています。そうしないと間に合わないからです。特に大きな会社のカレンダーは、現在では2018年のカレンダーを作っています。一般的には国民の休日、会社オリジナルのカレンダーであればその会社の重要なイベントなどが記されていれば充分なため、2年先でも予定を記載することも難しくはありません。

しかし、これが競馬となると話が違っています。JRAは毎年のようにレースを格上げしたり、開催時期・会場の変更などしています。そして、今年であれば製版寸前で大阪杯のGⅠ格上げがようやく確定。こちらは間に合いましたが、問題がホープフルSのGⅠ昇格待ちです。流石にこの時期になればカレンダーは流通しています。

卓上カレンダーを使っているという人も多いのではないでしょうか?競馬ファンの方であれば、最初から重賞などが書いてあるとわかりやすくていいですよね。私はシンプルですが、優駿の卓上カレンダーを使っています。ホープフルSはGⅠ格付申請中になっています。苦肉の策ですね。決定を待っていては製版してから流通するのが2017年になってからということになります。そこまで待っていられないですからね。皆さんの来年のカレンダーにはどうなっていますか?各社苦肉の策で対応しています。

競馬のカレンダーは2年前から作る事が出来ません。後はスポーツもそうです。例えばプロ野球球団のカレンダー。主力選手が移籍されようものなら、看板選手の月にまるまる他球団のスタープレイヤーを宣伝することになってしまいますから大変です。業種によっては競馬よりも切羽詰まっているカレンダースケジュールのところもあるでしょう。師走のこの時期はカレンダー業界も競馬業界も大忙しです。