【福島牝馬S予想2018】あるぞ2週連続逃げ切りV?!カワキタエンカ、福島でも激走期待

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今年の福島競馬初の重賞となる「福島牝馬S」。1着馬にはヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられる牝馬限定のローカルG3です。同競走の登録馬と見てみると何だか最近見た馬の名前が多い気がしましたが、それもそのはず、15頭中8頭が先月の中山牝馬Sに出走していた馬でした。

中山牝馬Sの結果からも、勝ち馬カワキタエンカ、3着のレイホーロマンス、4着馬トーセンビクトリーあたりが人気となりそうですが、注目したいのは勝ち馬のカワキタエンカです。前走ではいつものようにハナを切って逃げていき、ややスロー気味に落とすと、直線でも後続に並ばせずに快勝。前日降った雨で重たい馬場が予想されましたが、当日は稍重でそこまで道悪というわけでもありせんでした。騎手勢は馬場を懸念してか仕掛けは遅れ気味となり、前残りの展開に。そんな中で積極的な騎乗を見せた池添騎手の好騎乗が光ったというレースでした。

今週末の福島は最終週となりますが、現段階では時計も掛かっており、中山と同等かそれ以上に力の要る馬場になっている印象です。同じようなメンバー構成ですし今度は騎手の意識も変わってくる可能性も高いのでまた楽逃げできるとは限りませんが、楽に主導権を握れるなら連続重賞Vもあり得るでしょう。レースの展開を左右する逃げ馬という意味でも注目度は高いですが、実績的にも上位のカワキタエンカは今回も十分注意しておきたい一頭と言えるでしょう。

今回は同じマイルでも中山から福島へと舞台を移し、ハンデ戦から別定戦へと条件も変わります。メンバー構成は似ておりますが、条件が変わるという点もしっかりと加味して考えたいと思います。