京阪杯(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

11月26日（日）は京都競馬場で「京阪杯」が開催されます。2006年に距離が1800mから1200mに変更されてから今年で12年になりますが、傾向を見るには十分なデータが出揃ったと言えるでしょう。今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に京阪杯の傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は不振、波乱傾向が強いレース

1番人気は過去10年で2勝のみと不振気味で、1.6倍の1番人気に推されて優勝した11年のロードカナロア以来、1番人気は勝てておりません。単勝オッズは最多の3勝をあげている「15.0～19.9」が好成績をあげております。

14年は二桁人気の馬が2頭馬券に絡んで三連単で200万馬券という高配当が飛び出し、その前年の13年は46万、12年は79万と高配当が頻繁に飛び出しております。二桁人気の人気薄の好走も多く、波乱傾向が強いレースと言えます。

【該当馬】単勝オッズ15.0～19.9倍の馬（下記「予想オッズ」を参考）
ヒルノデイバロー
フィドゥーシア

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

「内枠」＆「逃げ・先行」有利な傾向

コースは京都競馬場の芝1200m。3～4コーナーの角度が急で直線も短いことから、基本的には内枠が好走する傾向が強くなっております。過去10年の3着以内馬延べ30頭中14頭が1～3枠の馬となっており、データ的にも内枠が好走しており、外枠が苦戦傾向にあります。

脚質は逃げ・先行馬が好走しております。逃げ馬が残りやすい傾向にあり注意が必要。差し馬は2,3着は多いものの、勝ちきれない競馬が続いております。

【該当馬】逃げそうな馬：
ソルヴェイグ
フィドゥーシア

馬体重は「-3kg～+3kg」が好成績。増減幅が少ない馬が好走傾向に

馬体重は「-3kg～+3kg」が最多の6勝をあげております。増減幅が少ない馬が好走傾向にあります。

「5歳」＆「牝馬」が好走傾向に

5歳馬が最多の4勝をあげております。牝馬の好走も多く、3勝した牝馬は全て当日5番人気内だった馬で、3頭中2頭は5歳馬でした。所属は関西馬が中心となります。

【該当馬】5歳牝馬：
フィドゥーシア
メラグラーナ

前走は「京洛S」＆「スワンS」が好走傾向に

前走は「京洛ステークス」と「スワンステークス」が好走傾向にあります。前走着順は1最多の4勝をあげている前走1着馬が好成績を残しております。

【該当馬】
前走京洛S：
該当なし
前走スワンS：
ヒルノデイバロー（2着）
ビップライブリー（4着）
ジューヌエコール（12着）
セイウンコウセイ（14着）
ティーハーフ（18着）

騎手は「幸英明」に注目、2着までなら「秋山真一郎」や「C.ルメール」にも注意

騎手はほとんど1勝のみの騎手で横ばいですが、1着1回2着1回の幸英明騎手が好成績。勝ち星はあげれておりませんが、2着に2回入着している秋山真一郎騎手とC.ルメール騎手も好走率は高いです。

【該当馬】幸英明騎手の騎乗予定馬：
ナリタスターワン