阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの前哨戦として位置付けられている「京王杯2歳ステークス」が3日（土）に東京競馬場で開催されます。キャリアの少ない2歳重賞ということで古馬レースに比べて情報量は少なめです。今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に京王杯2歳ステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

■「5番人気」に注目、上位人気が苦戦中

「1番人気」と「2番人気」はいずれも1勝ずつと不振傾向にあり、「5番人気」が最多の3勝をあげており、勝率・連対率（30.0%・40.0%）はトップです。上位人気がこぞって飛んだレースが過去に2度あり、配当も過去10回中5回が10万馬券以上と波乱傾向は強めです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」が好走傾向に、脚質は「先行馬」が中心

コースは東京競馬場の芝1400mを使用。枠番は、「1枠」の勝率・連対率・複勝率（15.4%・30.8%・38.5%）がトップです。脚質は、3着内に入った述べ30頭中16頭が「先行馬」でした。また、「逃げ馬」の好走率も高く、勝率・連対率（20.0%・20.0%）はトップです。

該当馬先行馬候補

ファンタジスト
シングルアップ
ココフィーユ
ラバストーン

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は、最多の3勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「-3kg～+3kg」に注目。

■「牡馬」＆「関西馬」が中心

性別は「牡馬」が中心となります。「牝馬」で馬券に絡んだ2頭は、2016年のレーヌミノル（1番人気）と2009年のアニメイトバイオ（4番人気）の2頭。所属は6勝をあげている「関西馬」が中心となります。

■前走が「新馬」または「デイリー杯2歳S」だった馬に注目

前走は、2勝ずつあげている「新馬」と「デイリー杯2歳S」に注目。前走着順は、3着内に入った述べ30頭中19頭が「1着馬」でした。

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、唯一2勝をあげている「C.ルメール」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。