京都の土曜メインは「京都2歳S」です。ホープフルSのステップ競走に指定されており、2014年より重賞に格上げされた2歳重賞です。今回はオープンだった頃のレースも含めた過去10年間のデータをもとに、京都2歳ステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率90％

人気は「1番人気」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。好走率も、勝率（50%）・連対率（70%）・複勝率（90％）と非常に高いです。勝ち馬10頭中8頭は「3番人気内」に推された馬で、上位人気は堅実です。堅実決着傾向が強い一戦と言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「先行」が好成績

コースは京都競馬場の芝2000mを使用。枠番は、「4枠」が最多の3勝を挙げており、勝率（30%）と連対率（40%）がトップです。「1～4枠」は全て複勝率が40%を超えており、内枠が有利な傾向となっております。

脚質は、「先行」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、「逃げ」も勝利数こそ0回ですが、2・3着の回数は多く、複勝率は50%と好成績です。前で競馬をする馬が好走傾向にあります。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「関西馬」＆「牡馬」が中心

性別は、3着内に入った述べ30頭全てが「牡馬」でした。所属は「栗東」が10勝を挙げており、関西馬が中心となります。

■前走レースは「新馬」が中心

前走レースは「新馬」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。前走着順は「1着」が最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。この時期の2歳戦ということもあり、新馬を勝ち上がってきた馬がほとんどです。

■騎手は「武豊」に注目

騎手は最多の4勝を挙げている「武豊」に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。