いよいよ今年の京都競馬も最終週となりました。京都のラストを飾るのはスプリントG3「京阪杯」です。昨年はヒモが荒れ、一昨年は上位人気がこぞって馬券圏外に飛ぶなど近年は波乱が目立っている一戦ですが、一体どのような傾向があるのでしょうか？今回は過去10年間のデータをもとに京阪杯の傾向を探っていきたいと思います。

■波乱傾向強め

「1番人気」と「2番人気」、そして「7番人気」が2勝ずつを挙げており、「9・10番気」も1勝を挙げるなど、勝ち馬は幅広く来ております。また、「10番人気以下」も11頭馬券に絡むなど（1-3-7-70）、波乱決着が多い一戦です。伏兵馬の台頭は十分あると見て考えたいところです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「2枠」＆「逃げ」が好成績

枠番は「2枠」が最多の5勝を挙げており、勝率（25%）と連対率（25％）がトップです。勝ち馬は10頭中8頭が「1～3枠」に入っていた馬で、内枠が好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の5勝、「逃げ」が4勝と前で競馬をする馬が好走しております。好走率は「逃げ」が勝率（40%）・連対率（50%）・複勝率（50%）の全てにおいてトップとなっており、高い好走率を記録しております。「差し」も2着7回、3着5回で連対数と3着内の回数は最多ですが、勝ち切れておりません。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「5歳」に注目

年齢は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースの傾向は見られず

前走レースは、「スワンS」と「京洛S」が2勝ずつを挙げておりますが、今年は同レースから来る馬がおらず該当馬がいないため、前走レースの傾向についてはとくに気にせず考えたいと思います。前走着順は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。

■騎手は「幸英明」に注目

騎手は、1勝を挙げている騎手の中で連対数が最多の「幸英明」に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。