【マリーンS2016予想】3場開催、重賞の裏に出てくる有力ジョッキーに注目!
登録馬16頭。このままいけばフルゲートの13頭でレースは行われるが、メンバーが問題なのだ。16頭中、半数以上の9頭が前走は大沼ステークス組。仮に大沼S組がすべて出走できたとなると、13頭中、9頭が大沼S組。北海道のダートのオープン競争はダート1700Mが主流。締めのエルムSまでダート1700Mのオープン戦が殆どである。
大沼Sはレベルが決して高くない。確かに1度函館のダート1700M戦を使ったアドバンテージはある。別路線組ならピンポンで十分足りるメンバー構成。マリーンSは大沼Sよりさらに鞍上の駆け引きが激しいものになるのが予想される。道中出入りの激しいレースになる確率が高い。そうなってくると1番有利なのは、最後に動いた馬。
どこまで鞍上が我慢出来るかどうかが大きなポイントになってくる。若手ジョッキーは経験が浅い。出来れば信頼出来るジョッキーが騎乗する馬を狙うのが、この様な出たとこ勝負のレースでは定石。
しかし、この日は中京でプロキオンS。福島で七夕賞が行われる為、1流ジョッキーは必然的に福島・中京に集まっている。函館に残った1流ジョッキーが騎乗する馬は間違いなく勝負がかかった馬と思っていい。マリーンSがゴールではなく、ここがスタートなのだ。ここを勝って、エルムSで勝ち負けを演じる。これが理想の流れではあるが、競馬はそう簡単に青写真通りにはいかない。マリーンSは果たしてどの様な結果が待っているのか?