阪神競馬の日曜メインは1着にチャンピオンズCの優先出走権が与えられるダートG3「みやこS」です。2010年に新設された比較的新しい重賞ですが、本番で好走する馬も多数出ており、見逃せない一戦です。2018年はJBC競走が京都で開催された影響で休止となったため、過去9年間のデータをもとにみやこSの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実

人気は「2番人気」が最多の4勝を挙げ、連対数は「1・2番人気」、3着内の回数は「1番人気」が最多となっており、上位人気が堅実です。下位人気を見ますと「10番人気以下」は2着が1回のみと大穴は絡みませんが、「7番人気」が2勝、2・3着に1回ずつ、「9番人気」が2着2回、3着1回となっており、この辺りの人気薄には警戒が必要です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「先行」が好成績

コースは阪神のダート1800mを使用。例年京都のダート1800mで行われているレースですが、今年は京都競馬場改修工事の影響で阪神での開催となります。以下は京都開催時の傾向となりますので、例年の傾向とは異なる可能性があることをご了承下さい。

枠は「1枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「2枠」が最多となっています。3着内に入った27頭中15頭が「1～3枠」の馬となっており、内枠が好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「差し・追い込み」も決まっており極端な差はありませんので、「先行」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は3着内に入った27頭全て「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースが「エルムS」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「エルムS」に注目です。前走着順は「2着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「1着」が最多となっています。また、勝ち馬は9頭中8頭が前走「4着以内」だった馬でした。勝ち馬は前走で4着以内だった馬から狙うのが良さそうです。

■騎手はフラットな傾向

騎手は2勝以上挙げている騎手がおらず、傾向らしい傾向は見られません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

※現役騎手のみを表示しております。