【JRA安田記念】アーモンドアイの相手は?適性抜群のあの馬に注目
今年は非常に豪華なメンバーが揃いましたが、やはり中心は最強牝馬のアーモンドアイでしょう。
昨年の安田記念では3着に敗れていますが、スタート直後の不利が響き、不完全燃焼に終わりました。2走前の有馬記念では9着と初めて大きく敗れましたが、前走のヴィクトリアマイルでは危なげなく快勝。タフで距離も長かった有馬記念よりも、力勝負になりやすいマイルの舞台ではやはり強さが際立ちます。能力の絶対値が問われる東京コースでマイルという条件設定なら、ここは確勝級と言えるでしょう。
波乱傾向が強い一戦で1番人気の勝率も30%と高くはないので、データ的には狙いにくいところではありますが、不利がありながらも3着に好走した昨年の一戦を考慮すれば少なくとも連軸は堅いと言えるでしょう。
今回は相手選びの方が難解で、人気を集めそうなアーモンドアイを本命視するならなるべく点数も絞りたいところですが、波乱傾向の強さを考えるとトリガミ上等でアーモンドアイの馬単から全部へ流すくらいの買い方でも十分楽しめそうな気配もいたします。何れにせよ穴馬の選定は必須と言えますので、今回はそんな中でもとくにオススメしたい穴馬を1頭紹介したいと思います。
その馬はノームコアです。昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬で、前走のヴィクトリアマイルでも3着に好走。同じ東京マイルの富士Sも勝利しており東京マイルを得意とする1頭です。
昨年勝ったヴィクトリアマイルの勝ち時計1分30秒5は、レースレコードを1秒も短縮する驚異的なタイムで、富士Sでは骨折明けでアドマイヤマーズを降しているように、東京マイルは最も実力が発揮できる舞台と言えるでしょう。
速い時計の出やすい東京の芝を考慮すると、時計勝負に対応できる適性が高いノームコアは外せない1頭であると感じます。
人気は大穴とまではいきませんが、牡馬G1馬たちの下と考えると7~8番人気あたりにはなりそうで、妙味ある1頭となりそうです。東京マイルの実績や相性は抜群という中で、メンバーで人気落ちする今回は絶好の狙い目であると感じます。
ということで今年の安田記念はアーモンドアイを最有力視し、ノームコアを穴馬におさえて勝負したいと思います。