【千両賞2019予想】多彩な勝ち馬が魅力の出世レース、昨年に続き波乱となるか?
クラシックに直結するレースや過去の勝ち馬のその後の成績が優秀なレースなど、出世レースと呼ばれるレースはJRAにもいくつかありますが、その中でも異色と言えるのが今週土曜の阪神9レースに組まれている2歳馬1勝クラスの特別戦・千両賞です。過去5年で皐月賞馬アルアイン、そして3歳時にマイル路線、古馬になって天皇賞(春)を制したレインボーラインと、幅広い距離適性のG1馬を2頭輩出しています。
また、G1勝ちはありませんが、昇格前の大阪杯勝利など重賞でも安定感を示したアンビシャスもこのレースの勝ち馬でした。
昨年はマイネル2頭のワンツーで波乱となったため、今年も高配当が出るか注目ですが、出走馬を見るとサトノワルキューレの全妹シャドウブロッサムや、父ロードカナロアと母にフランスG1のヴェルメイユ賞2着の実績をもつワイルドココを持つヴィースバーデンなど注目馬も出走してきており、この辺りが飛ぶようであれば昨年以上の波乱となるかもしれません。
レース自体はマイルで行われるものの、出世馬のその後の勝利レースを見ると更に長い距離適性を持っている馬が勝利する傾向は偶然か必然か、今年の勝ち馬にもぜひ注目していきたいですね。