G1谷間の週に香港で日本馬3頭がクイーンエリザベス2世Cへ出走!
今週はG1がなくてつまらないな。と思っているそこのあなた!あきらめるのは早いですよ!
今週はラブリーデイ、ヌーヴォレコルト、サトノクラウンが出走するクイーンエリザベス2世カップが香港で開催されます。昨年の香港カップ勝ち馬のエイシンヒカリにはぜひ出てほしかった。おそらく香港サイドもそう思っていることでしょう。今回もモーリス、エイシンヒカリに続く感動を私たちに与えてくれるレースになりそうです。
理由としては「勢いがある馬が少ない」。前走1着なのは、京都記念勝ち馬のサトノクラウン、地元で2連勝中のホースオブフォーチュン、そして一番怖いのが前走香港ダービーを制してここに臨むワーザー。とはいえ登録13頭中3頭しかいない。
さらに今回サトノクラウンにはバートン騎手、ヌーヴォレコルトには武豊騎手、そしてラブリーデイにはまたも新外国人騎手とのコンビとなるモレイラ騎手が騎乗。一流を配しています。
これなら磐石でしょう。いや、磐石どころか日本馬ワンツースリーまであるよね!と思ったあなた、ガッツポーズは早いですよ!
日本馬、いや、日本人からすれば何より怖い、恐ろしいのがライアン・ムーア騎手です。味方にすればこれほど頼もしい男はいませんが、敵には絶対にしたくなかった騎手。今回はハイランドリールで参戦。ちょっと距離が今回は短い印象もありますが、まあムーア騎手ですしね。古豪といえる年齢になりつつありますが、前々走では日本でもおなじみのフリントシャーを下して香港ヴァーズを制するなど、まだまだ侮れない1頭。
日本馬は香港競馬常連のイメージがありますが、このレース、日本馬がずいぶん勝っていません。4年ぶりの制覇なるか、また史上初の日本馬3頭出走となる今回。残念ながら天国へ旅立ってしまった香港競馬への日本馬参戦のさきがけといえるフジヤマケンザンにぜひいい手向けになるレースをしてほしいものです。