【JRA京成杯オータムハンデ2022予想】高配当を生み出す穴馬?小牧騎手と好相性のレインボーフラッグ、期待十分

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今週から始まる中山競馬場の日曜日メインレースは、京王杯オータムハンデです。開幕馬場ながらもハンデ戦ということで、意外に荒れることが多いレースです。過去10年でも3着以内に二桁人気馬が6頭も食い込んでいますし、1番人気馬は3勝してますが、1・2番人気がともに3着以内に入らなかったことが3度もあり、波乱含みのレースと言って良いでしょう。

そんな中で今回注目しているのは、ジャングルポケット産駒の牡馬レインボーフラッグです。9歳馬と高齢ですし、過去21戦連続で馬券圏内に入っておらず、その間9度も二桁着順と大敗続きで、もう引退も間近と囁かれているような馬です。

それでも引退していないのは馬主さんがこの馬に思い入れが大きいのかもしれません。過去21戦の着差を見てみると、21戦中15戦が1着馬の1.0秒差以内で、意外に僅差で走っています。その中にはハンデ戦も多く、前走のハンデはデビュー以来、最軽量となる52kgでしたが、勝馬とは0.5秒差とそれまでのレースと比べると着差は少なめ。9歳馬ながらハンデの恩恵があればまだ戦えることを証明してくれました。

さらにプラス要素と言えそうなのが、鞍上が前走と同じ小牧太騎手が騎乗することです。小牧太騎手は地方競馬の園田競馬のトップジョッキーから中央競馬に移籍し、レジネッタでの桜花賞制覇など活躍をした騎手。50歳を過ぎた近年は成績がぐんと落ちてしまったのですが、レインボーフラッグとのコンビは好相性。

これまでコンビ回数は前走を含めて8戦しており、2勝2着1回、そして一度も二桁着順になっていない堅実ぶり。またレインボーフラッグはこれまで5勝しているのですが、小牧騎手が2勝と川田騎手が3勝とこの二人でしか勝っていないのです。前走小牧騎手とのコンビは実に53戦ぶりだったのですが、先述した52kgと再軽量で0.5秒差もさることながら、直線ではいい脚色で先頭に並びかけて見せ場十分で、今回も出走している人気になるであろうファルコニアやミスニューヨーク、シャーレイポピーとは僅差の結果を残しました。再度、小牧騎手とのコンビが続くなら、さらなる上積みもあるかもしれません。

ということで今年の京王杯オータムハンデは、小牧騎手とのコンビが合うレインボーフラッグが久々の馬券圏内に食い込んでくれることに期待したいと思います。