【レインボーS予想2024】前走との間隔が明暗分けるか

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今週日曜中山10レースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、レインボーステークスです。

2019年までは芝2000mで開催されていたため、過去のデータは2020年から昨年までの4年間を参照すると、先行馬が3勝しているものの、逃げ馬はいずれの年も着外と明暗分かれた結果になっています。今年は確固たる逃げ馬が不在のメンバー構成だけに、ハナを切らされた馬が貧乏くじを引く形になりかねません。

人気別でみると、2番人気馬が1勝しているものの、1番人気馬は2着1回、3番人気馬は着外となっており、波乱傾向が強いレースとなっています。

また、相性がいいのが昇級初戦馬で、今年はバゴ産駒の5歳牡馬パトリックハンサムと、グローリーヴェイズの半弟にあたるハーツクライ産駒の4歳牡馬エゾダイモンの2頭が該当し、いずれも先行、差しともにそこまで崩れず結果を出してきています。

その他には中3週以内の詰めたローテーションは苦戦の元となっているようで、今年は上位人気が想定されるキングカメハメハ産駒の5歳牡馬マイネルニコラスをはじめ、7頭が対象となっており、先述のエゾダイモンも中2週での参戦のため注意が必要です。一方で人気薄想定ではありますが、パトリックハンサムは中4週での参戦でデータ的には減点材料がなく、出走なら狙ってみたい1頭ですね。