ルージュバック引退、繁殖入りへ

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先週24日の有馬記念に出走して5着に入着したルージュバック(牝5、美浦・大竹正博厩舎)が現役を引退することが、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。今後は北海道で繁殖入りする予定となっている。

同馬は2014年9月に新潟でデビューし、無傷の3連勝できさらぎ賞を制し重賞初制覇を果たすと、その後もオークス2着、エリザベス女王杯4着と牝馬G1戦線で活躍。しかし、勝利した重賞はきさらぎ賞をはじめ、2016年のエプソムカップ、同年の毎日王冠、2017年のオールカマーと全て牡馬が相手の重賞だった。牝馬同士ではひと息の成績だが、牡馬が相手になると燃えるという特徴がある牝馬であった。

24日に中山競馬場で開催された有馬記念の5着がラストランとなった。ルージュバック号、お疲れ様でした。

ルージュバックは父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ、母父Awesome Againという血統。通算成績は18戦6勝、うち重賞は4勝。