【札幌日経賞2026】夏の長距離戦線を占う重要な一戦!飛躍を狙うアマキヒとギャンブルルームに注目
公開: 2026/07/24 09:03

今週の日曜札幌競馬メインレースは、芝2600mで行われる3歳以上オープンのリステッド競走「札幌日経賞」。
現在はリステッド競走として実施されているが、2022年から2024年までは「札幌日経オープン」の名称で行われており、このレースは夏の長距離路線を占う重要なステップレースとして定着している。2023年には後に天皇賞・春を制するブローザホーン、昨年はスティンガーグラスが勝利を収めており、ここで結果を残した馬が秋以降の重賞戦線へ飛躍するケースも少なくない。
今年注目したいのは、良血馬アマキヒだ。父ブラックタイド、母アパパネという血統背景を持つ4歳牡馬で、3歳時には青葉賞、さらに菊花賞にも駒を進めた実績馬。素質を高く評価されながらも、その後は思うように結果が出ず、美浦・国枝厩舎から栗東・橋田厩舎へ移籍という転機を迎えた。
橋田厩舎は前日に小倉記念をゼンダンハヤブサで制して勢いに乗っており、厩舎全体の流れは非常に良い。オープンクラス昇級後はまだ馬券圏内に届いていないものの、長距離適性は十分に感じさせるタイプだけに、札幌の2600mという舞台替わりは新たな一面を引き出す可能性もある。さらに、札幌日経賞ではここ2年連続で馬券圏内に好走している佐々木大輔騎手とのコンビも心強い材料で、好位で流れに乗れれば久々の好走があっても不思議ではない。
一方、伏兵として注目したいのがギャンブルルームだ。キズナ産駒の5歳牡馬で、今回は松本騎手との新コンビで臨む。
これまで2000m以上の中長距離戦を中心に使われてきたように、スタミナを生かす競馬が持ち味。前走の目黒記念では後方から追い上げを図ったものの、流れが向かず見せ場を作れないまま敗れた。ただ、オープン2戦目となる今回はクラス慣れも見込め、前走以上のパフォーマンスが期待できる。
札幌芝2600mは序盤から極端に速い流れになりにくく、道中の折り合いと最後まで脚を持続できる持久力が問われるコース。単純な瞬発力勝負ではなく、スタミナと位置取りが勝敗を左右するケースが多い。長距離戦らしく騎手の判断力も重要となるだけに、各陣営のレースプランにも注目したいところだ。
例年、このレースから秋の重賞戦線へ飛躍する馬が現れている。今年も新たな長距離路線の主役候補が誕生するのか。良血馬アマキヒの復活劇か、それともギャンブルルームのオープン初勝利か。夏の札幌を舞台に行われる一戦は、今後の長距離路線を占う意味でも見逃せないレースとなりそうだ。

