関屋記念(2020)のサインは“池江璃花子選手の復帰”!推奨サイン馬2頭とは?

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梅雨もすっかり明け、全国的に猛暑日が続いている我が国日本。気持ちが楽しくなる夏くらいは不安を煽るニュースを忘れて素敵なひと夏の思い出を作りたいものだ。

競馬界では新潟競馬場で県内在住者に限定した来場を今週末から再開するということで嬉しいニュースも出てきている。今週末新潟競馬で開催される「関屋記念」で現地観戦を予定しているファンは週末が待ち遠しいことだろう。

新型コロナウィルスの感染者数は増える一方だが、最近ではコロナ関連のニュースも一時期よりは減ったような気もする。最近目にしたニュースで気になったのは、昨年白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手の復帰ニュースだ。

池江選手は昨年2月に白血病と診断されたことを公表し、公式競技会への出場を全て取り止めて療養生活に専念していた。

復帰レースは29日に行われる東京都特別大会(東京辰巳国際水泳場)の女子50メートル自由形で、昨年1月に出場した三菱養和スプリント以来1年7カ月ぶりとなる。同じように白血病に苦しむ患者はもちろん、病気に悩み苦しむ人々にとって池江選手の復帰は力や勇気を与えてくれるニュースではないだろうか。

ということで、今週もサイン理論で週末の重賞レースを予想していきたいと思うが、サインとなるのは“池江璃花子選手の復帰”だ。今回は新潟競馬場で行われる関屋記念に出走する馬で関連性がありそうな馬をピックアップしていきたいと思う。

まずは何と言っても“池江璃花子選手”ということで注目したいのは同じ名字である“池江泰寿”の厩舎に所属する馬だろう。池江厩舎に所属している馬で関屋記念に出走する馬は2頭。「サトノアーサー」と「ジャンダルム」だ。

サトノアーサーはディープインパクト産駒の6歳馬。2018年のエプソムCを勝って以来勝ち星から遠のいているが、今年は5戦して【0-1-2-2】とまずまずの成績を挙げており、4着以下に敗れた2戦も東京新聞杯・4着、エプソムC・6着と大きくは崩れていない。今週は初のチーク装着で久々の美酒を狙う。

ジャンダルムはKitten's Joy産駒の5歳馬。2歳時にデイリー杯2歳Sを制して以来勝てていなかったが、今年初戦のニューイヤーSを勝利し、久々の勝ち星を挙げた。以降の2戦はいずれも10着大敗と崩れているが、昨年は京成杯オータムハンデで3着に好走するなどもともと地力はある馬。ここでも上位に食い込む可能性は十分にあるだろう。

最近、著名な香港の民主活動家で“香港のジャンヌダルク”の異名でも知られる周庭(英語名アグネス・チョウ)氏が逮捕されたニュースがここ日本でも騒がれたが、これもサインの一つなら、意味は違えど名前の響きが非常に似ているジャンダルムは注目してもいいかもしれない。

ということで今年の関屋記念は、“池江璃花子選手の復帰”をサインとし、“池江泰寿厩舎”に所属する「サトノアーサー」と「ジャンダルム」の2頭を有力視したいと思う。