【ニュージーランドT予想2019】激走期待の穴馬?アンクルテイオウ、マイルで一変期待
2019年春のG1戦線も始まり、ますます競馬が楽しい季節になってきましたが、今週の中山競馬場ではNHKマイルを目指す3歳マイラー対決「ニュージーランドトロフィー」が開催されます。
メンバーを見渡しますと、東京スポ杯2歳Sでニシノデイジーの2着に食い込んだアガラス、デイリー杯2歳S・2着のメイショウショウブあたりが上位人気となりそうで、他には京都2歳S・4着のミッキーブラックや、前走の500万下で上がり最速32.9秒の脚で快勝したヴィッテルスバッハあたりも上位人気に食い込んできそうです。
今回は出走馬15頭中半数以上の9頭が2勝馬ですが、先述の上位人気となりそうなアガラスとメイショウショウブの2頭は1勝馬です。早い段階で勝利してオープンや重賞戦線を戦った1勝馬に対し、2勝馬はなかなか勝てずに条件戦を戦いつづけ、強い馬が勝ち抜けしたことによって2勝を挙げれるようになった可能性が高く、今回のニュージーランドトロフィーでは2勝馬より1勝馬を狙う方が得策とも思えます。
1勝馬の中で今回注目しているのは、アンクルテイオウです。アンクルテイオウは5戦1勝の1勝馬で、未勝利戦勝利後の前走でオープンの若葉Sに挑戦し、10頭立ての6着に敗れました。ただ、若葉Sは勝ったヴェロックスや2着だったワールドプレミアと言ったクラシック路線でも活躍しそうな馬がおり、かなりレベルの高いメンバーが揃った一戦でもありました。昨年末の未勝利戦でも今年の弥生賞を制したメイショウテンゲンの2着に入着するなど、戦ってきた相手は強い馬ばかり。これまで戦ってきたメンバーを考えれば、今回のメンバーでも十分好勝が期待できると見ております。
2走前に勝った未勝利で見せた末脚は一級品でしたし、前走の若葉Sも早めに動く競馬をした分ラストの伸びを欠いたという印象があります。マイルの速い流れなら持ち味が生きそうですし、中山マイルと相性の良いハービンジャー産駒というのも好材料で、距離短縮が吉と出る可能性は高そうです。まだ1勝馬だけに実績では一歩譲りますが、ここから大きく浮上していってもおかしくはない1頭だと感じます。