17日（土）は東京競馬場で「東京スポーツ杯2歳ステークス」が開催されます。過去10年の勝ち馬10頭中7頭が後にG1を勝利しており、出世レースとして注目の一戦です。また、ワグネリアンやディープブリランテなどダービー馬も2頭輩出しており、翌年のクラシックに直結するレースとしても注目の一戦です。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に東京スポーツ杯2歳ステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が堅実

「1番人気」が最多の5勝をあげており、勝率・連対率・複勝率（50.0%・70.0%・80.0%）の全てがトップです。配当が10万馬券以上だったのは過去10年で1度のみで、比較的堅実な決着となる傾向にあります。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」＆「先行馬」に注目

コースは東京競馬場の芝1800mを使用。「1枠」が最多の4勝をあげており、勝率・連対率・複勝率（33.3%・33.3%・50.0%）の全てがトップです。「8枠」も2着に5回入線しており、連対率（31.6%）は1番人気に次いで高いです。脚質は、「先行」が最多の5勝をあげており、勝率・連対率（14.3%・20.0%）がトップです。

該当馬先行馬候補

ルヴォルグ
ヴェロックス
カテドラル
ガラス
アドマイヤスコール

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は最多の4勝をあげ、3着内の頭数が一番多い「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、馬体重が増えている馬も減っている馬もそこまで差はありません。

■「牡馬」が中心

性別は出走馬のほとんどが「牡馬」で、「牝馬」は滅多に出走しません。所属は「関東馬」と「関西馬」が5勝ずつあげており、成績に大きな差はありません。

■前走が「新馬」だった馬に注目

前走は最多の4勝をあげている「新馬」に注目。前走着順は、過去10年で3着内に入った述べ30頭中25頭が「1着」だった馬でした。前走が「5着以下」の馬は3着内が0頭で割り引き（0-0-0-24）。

■騎手は「蛯名正義」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「蛯名正義」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。