【安田記念2026】アドマイヤズーム回避、爪が再び悪化
公開: 2026/06/02 19:46

6月8日に東京競馬場で行われる安田記念に出走を予定していたアドマイヤズーム(牡4、友道康夫厩舎)が、右前脚の爪を傷めたため出走を回避することが決まった。2日、管理する友道康夫調教師が明らかにした。
アドマイヤズームは同日に坂路で軽めの調整を行っていたが、その後に右前脚の状態が悪化していることが判明。同馬は昨年もニュージーランドTからNHKマイルCまで爪の裂蹄が原因で調子を落としていた経緯があり、今回も昨年と同じ右前脚の爪が悪くなったということで、大事を取って回避が決まった。
2歳時の2024年朝日杯フューチュリティステークスを制覇した後に皐月賞馬となるミュージアムマイルを2馬身半差で退け、将来を嘱望されるマイル王候補として注目を集めたが、先にも述べた通り昨年は爪の不安にも悩まされ、NHKマイルカップ・14着、スワンステークス・6着と期待に応える結果を残せなかった。それでも今年は名手・武豊騎手との新コンビで再スタートを切り、前走の読売マイラーズカップでは見事な復活勝利を飾った。
安田記念では引き続き武豊騎手とのコンビでG1獲りを目指す予定だっただけに、陣営にとっては痛恨の回避となった。前哨戦を快勝した実績から、上位人気の一角を担う存在として期待されていただけに、ファンからも落胆の声が上がりそうだ。
なお、アドマイヤズームの回避により、出走馬決定順19番目だったセフィロ(牝6、菊沢隆徳厩舎)が除外対象から繰り上がり、出走可能となった。
復活を印象づける勝利から再びG1の舞台へ向かうはずだったアドマイヤズーム。しかし、まずは万全の状態を取り戻すことが最優先となる。陣営は秋の戦線での復帰を目指しており、その再登場が待たれる。

