【福島牝馬S2017】大荒れの"立役者"は誰だ?穴馬4頭をピックアップ!
22日(土)は福島競馬場で第14回福島牝馬Sが開催。今年はこれまた甲乙つけがたい、というよりは、丙丁つけがたいと言ったほうがしっくりきそうなメンバーが集まった。私の予想力が未熟なせいもあるが、正直適当に買った方が当たるんじゃないかというくらいの混戦メンバーといった印象で、どの馬にもチャンスがありそうに思える。今年ももう4月に入り、馬産地では種付けシーズンとなる。ここで重賞タイトルを取って引退というシナリオを描いている陣営なんかもいるのではないだろうか。
さて、4年連続で二桁人気が馬券に絡んでいる波乱含みの福島牝馬S。昨年は15番人気が優勝、13番人気が3着に入着し三連単で73万円の高額配当が飛び出した。さらに一昨年は59万、その前が23万と高額配当を連発しており、穴党にとっては大変魅力的なレースと言っていいだろう。
今年も荒れるのか?注目の”穴馬”4頭をピックアップ!
とにかく穴馬の激走に注意したいところだが、昨年の勝馬であるマコトブリジャールなんかは一体どこを見れば買えたのだろうか?というレベル。OP特別で同じ福島1800mで3着の経験があるのでここくらいだろうか。レースは速い時計が出る馬場で、逃げた13番人気のオツウの番手から競馬をして最後は差して優勝し、逃げたオツウは3着に入着。展開利もあったが、上位人気が不甲斐ない競馬だったこともあり波乱の決着となった。
今年のメンバーで福島で好走歴がある馬はブリガアルタ、タマノブリュネット、ウインオリアート、ペイシャフェリスの4頭。とりあえず福島で3着以上に2回以上入着している馬をピックアップしてみた。中でもブリガアルタとペイシャフェリスは前走のレース内容がよく、ブリガアルタは今年初戦だった中山の1000万下を出遅れながらも内をうまく突いて1着、ペイシャフェリスは今年4戦目となる六甲S(OP)で前走から一転した逃げる競馬で2着に粘った。
ペイシャフェリスは少々ローテーションが酷なのが心配だが、この2頭はとくに注意しておきたい。手広く買うなら4頭ともおさえてもいいし、絞るなら個人的にはブリガアルタあたりは相当魅力。福島の成績や血統で穴人気しそうな気もするが、ここは来てもおかしくないだけに、買っておきたい一頭だ。