【大阪杯2017】初代王者は一体誰だ?豪華すぎる第一回目開催

桜の開花を今か今かと心待ちにしつつ新年度に向かって準備に追われる企業が多いこの時期、毎日慌ただしくしている人も多いのではないでしょうか?競馬業界も3月から新人騎手が入ったり春のG1シーズンへ向けて準備をしたり、さらには4月最初の週に新設G1の大阪杯が開催されるなど何かと忙しい競馬業界。とくにG1昇格後初の開催となる大阪杯は春の古馬中距離路線を盛り上げる存在として運営も大きく期待をよせるレースです。

「キタサンブラックvsマカヒキ」という好カードを組んでいることからも、相当力を入れていることが分かります。2016年の年度代表馬とダービー馬による直接対決ですから盛り上がらないわけがありませんよね。有馬記念を制したサトノダイヤモンドの参戦も囁かれておりましたが、こちらは阪神大賞典から始動して天皇賞春へ向かうことになり、その先にある大目標の凱旋門賞へ備えて慎重な動きを見せております。

キタサンブラックとマカヒキは慎重じゃないのか?というわけではなく、凱旋門賞を前にこんな大物2頭とやり合って消耗してしまっては大目標の本番で十分な力が発揮できない可能性があるので、回避は妥当です。どちみち天皇賞春ではキタサンブラックとあたるわけですから、無駄打ちはできないということですね。

キタサンブラックとマカヒキ両馬のローテーションも陣営より発表済みです。キタサンブラックはこの後は天皇賞・春へ向かい、その後は宝塚記念というローテが発表されており、マカヒキは天皇賞春はパスし、この後は宝塚記念へ向かうことが発表されております。

キタサンブラックに関しては去年と全く同じローテーションとなりましたが、全てのレースで3着内には入着しているので馬券からは外せませんし、大きく崩れたのが海外の凱旋門賞(14着)のみと安定感抜群のマカヒキも信頼度の高い一頭です。他にも昨年覇者のアンビシャス、サトノ軍団からの刺客サトノクラウン、G1シルバーコレクターのステファノスと猛者が揃っており、今年の大阪杯は記念すべき第一回目のG1ということもあって例年に比べて出走馬も豪華に組まれております。今年の主役は一体誰になるのか?今から楽しみです。