【全日本2歳優駿2024予想】来年以降も占う2歳ダート王者決定戦!
11日水曜日に川崎競馬場では、ダート1600mで行われる2歳限定のJpn1・全日本2歳優駿が開催されます。
2歳ダート戦では唯一のJpn1競走で、アメリカ・ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の対象レースにもなっています。
過去の勝ち馬をみると、古くはアグネスデジタル、ユートピアが後に海外重賞も制する活躍を見せており、近年では2022年のデルマソトガケがUAEダービーを後に制し、アメリカ最高峰のレースであるブリーダーズカップクラシックで2着に入る大健闘。そして昨年の勝ち馬フォーエバーヤングは、後に海外でサウジダービー、UAEダービーを制し、ケンタッキーダービー、ブリーダーズカップクラシックともに3着と強豪相手に善戦しており、来年のさらなる飛躍も期待されています。
川崎から今年も世界に羽ばたく馬が誕生するかどうか必見のレースですが、栗東・寺島厩舎から出走予定の前走で兵庫ジュニアグランプリを制したハッピーマンが連勝なるか注目です。騎乗する坂井騎手にとっては昨年のフォーエバーヤングに続いて連覇のかかる一戦となります。
ムーア騎手騎乗のグランジョルノは前走のJBC2歳優駿でソルジャーフィルドに敗れはしたもののデビューから2戦で連を外しておらず、今年から新種牡馬として活躍する父ゴールドドリームに大きなタイトルをプレゼントができるかどうか、こちらも楽しみな一頭です。
そのほかにも中央からはコパノリッキー産駒のコパノヴィンセントが前走の兵庫ジュニアグランプリでハッピーマンに敗れた2着からの再戦を迎え、キズナ産駒のナチュラルライズもデビューから2戦2勝と底を見せておらず、今年も中央からハイレベルなメンバーが揃いました。
迎え撃つ地方勢では、前走でグランジョルノを破りJBC2歳優駿を制したルヴァンスレーヴ産駒のソルジャーフィルドが筆頭となりそうですが、デビュー以来初めてとなる1600mへの対応が鍵といえそうです。