「読めない」世代が旋風を巻き起こすか?35期生紹介。

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藤田菜七子騎手、ようやくJRAで初勝利。何よりいい馬を用意してくれた陣営に感謝。そして「サニーデイズ」といい馬名ですね。これからの騎手人生もサニーデイズで行ってもらいたいものです。久しぶりの女性騎手誕生に沸くJRAですが、早くも次の女性騎手が名乗りをあげようとしています。

競馬学校35期に8名の合格者がいますが注目したのが岩田望来、亀田温心、芳賀天南の3名。この中に女性騎手候補生がいますが、わかるでしょうか?平成生まれはこういう名前が多いのか、ほんとに読めません。

まず岩田望来君から、男性です。苗字から想像していた方もいらっしゃるかもしれませんが、あの岩田騎手の次男です。読み方は「いわたみらい」。女性騎手だといわれても違和感がないですが、れっきとした男の子です。

続いて亀田温心くん。こちらも男性です。彼の名前を見たときは衝撃を受けました。そうか、いよいよ仏門からJRAに入る子も出てきたのか。異色の騎手だけど門戸が広いJRA、いろんな騎手がいていいよね!がんばれよ、おんしんくん!と思ったら、読み方が違うんですね。

亀田はまんま「かめだ」。ところが温心と書いて「はーと」。あたたかい心=ハート、という意図なんでしょうか。これはさすがにわからないです。フリガナなしで名前を呼ばれたことはあるでしょうか?きっとないでしょう。

そして最後が正真正銘女性騎手候補生。芳賀天南さんです。てんなん?てな?てなん?などいろいろ予想はしたんですが、またも予想は覆され、「はが・かな」さんです。読むのは難しいですが、音にすれば立派な女性名。

過去のJRA所属の女性騎手で、いちばん騎乗で評価が高かったのはマッキーこと牧原元騎手。それでもやっと34勝です。藤田騎手は現時点で地方含め3勝。減量期間が延長になった、なんて甘い世界ではないのは今年の花田騎手の引退を見てもわかります。20代で引退が違和感がなくなりつつある厳しい世界。ぜひ35期生もがんばってデビューまでこぎつけてほしいですね。