【関屋記念2020予想】距離・舞台・休み明け、好走条件三拍子揃ったアストラエンブレム
今週日曜の新潟メインレースはサマーマイルシリーズ「関屋記念」が開催されます。
第一弾の中京記念で18番人気のメイケイダイハードが勝利し、大波乱での幕開けとなったサマーマイルシリーズですが、メイケイダイハードが今回は石橋脩騎手で登録しており、再度の大駆けとなるかが注目のレースとなっています。
一方でサマーシリーズよりは秋を見据えての参戦と思われる実績馬プリモシーンの登録もあり、中々の好メンバーが揃った夏のG3となりそうです。フルゲート18頭に対して登録も過不足なしの18頭ということで、除外対象なしで全頭出走可能となっています。
そんな関屋記念で今回注目したのが、7歳ながら本格化の兆しが見られるダイワメジャー産駒アストラエンブレムです。母は秋華賞馬ブラックエンブレムという良血馬で、父の血が強く出たのかマイル適性の高い一頭と言えます。
ここ3戦はいずれも芝マイルを選択しており、3着2着1着と徐々に着順を上げてきての参戦で勢いもあり、新潟競馬場での戦績は【2-0-1-3】と複勝率50%と高いアベレージを残しています。
また、休み明けに強い馬で、初勝利以外すべての勝利は2ヶ月強の休養を挟んでのものとなっています。
主戦が中々固定されない点がネックですが、ここ3戦も池添騎手、吉田裕騎手、三浦騎手と異なるジョッキーで結果を残してきており、よく言えば騎手を選ばないタイプとも言えます。
対戦相手には他に高松宮記念で4位降着となったものの1着入線も果たしたクリノガウディーや、昨年の中京記念覇者のグルーヴィット、そしてエプソムカップ勝ち馬のサトノアーサーなどが登録してきているため、登録メンバーの中でも安定感のあるアストラエンブレムですが、人気の盲点といえる存在になりそうな1頭です。