【小倉記念2020予想】狙い目は軽ハンデ51kgで必ず走るレイホーロマンス
例年なら既に開幕していたはずの小倉競馬場ですが、今年は幻のオリンピックの影響もあって今週からの開幕となります。一週目の日曜日のメインレースは、ハンデ重賞の小倉記念が行われます。
過去の結果を見ますと、過去10年間で3連複万馬券は5回、10万を超えたのも2011年の1回のみとハンデ戦の割にはあまり荒れない結果となることが多いレースです。ただ、今年のメンバーを見てみると、トップハンデのロードクエストは、マイル路線で活躍中の馬で2000m以上のレースに出走したのが4年前のダービー以来と距離不安がありますし、前走で唯一オープン・重賞を勝っている馬がG3マーメイドステークスを勝ったサマーセントのみで、その時のハンデが50kgに対して対して今回は牡馬相手で+2kgの52kgと斤量不安もあります。それ以外の馬も馬券圏内に入っている馬が、3勝クラスを勝った2頭しかいませんので、今年は荒れる雰囲気が漂っています。
そんな中で注目しているのは7歳牝馬のレイホーロマンスです。レイホーロマンスは前走の函館記念で14番人気ながら5着に好走していますが、前走を含めて過去2年で12戦して馬券圏内に入ったのは今年1月の愛知杯3着のみとなっており、最後に連対したのは20戦前、最後に勝利したのも21戦前(ともに約2年半前)と長らくなかなか馬券圏内に入っていません。
しかし今回は相手関係が例年より弱くなっているのに加えて、レイホーロマンスが51kgを背負った時の成績が優秀ということで期待度は高い1頭と見ます。
前走は今回よりも強いメンバーを相手に5着に好走しており、ハンデは51kgでした。ハンデ51kgのレースだけに絞ってみるとこれまで9戦もしているのですが、馬券圏内は2着が1回のみとなっており、掲示板まで広げてみると、4着4回、5着2回となかなかの健闘ぶりです。
さらに、人気と着順の関係を見てみると9戦中8戦が人気以上の着順となっています。今回は相手関係的にいつもより人気になるかもしれませんが、上位になることはないでしょうから、それでいて9割近くの確率で人気以上の着順となれば、馬券圏内に来れば結果として高配当を演出してくれるに違いありません。
鞍上の秋山騎手とは今回が初コンビとなりますが、2017年ハンデ52kgのタツゴウゲキとのコンビで小倉記念を制していますので、軽ハンデ馬で小倉記念の勝ち方を知っているのは魅力の一つです。
ということで、開幕週に行われる小倉記念は軽ハンデ51kgなら走れるレイホーロマンスが、秋山騎手とのコンビで高配当を演出してくれると期待します。