【馬ニアな話】薔薇の系譜優れた血のみを後世へ受け継がせ、今日まで種の歴史を紡ぎ続けているサラブレッド。例え、競走成績が振るわなかった馬でも、その血筋には、歴史的な名馬のDNAが流れている。つまり、サラブレッドに生まれた以上、凡庸な動物とはならな...
【馬ニアな話】ターフに現れた超光速素粒子競馬は色んなことを教えてくれる。もしも毎週末競馬場へ通っていなければ、私は星や花の名に興味を抱くことはなかったと思う。花も星も、レース名や馬名でよく競馬に登場する。お陰様で花の名に少し詳しくなった。あの馬を知らなければ、...
【馬ニアな話】黄金の魅力日本競馬界を根底から変えた大種牡馬、サンデーサイレンス。一期生達からダービー馬を誕生させたそのDNAは、ホースマン、そして我々をファンも熱狂させた。 サンデーサイレンスの子ならダービーも!天皇賞も!有馬記念も!と夢を見た...
【馬ニアな話】爽快な豪脚もしも自分がサラブレッドなら、どんな脚質だろう?と、考えてみた。先頭に立って引っ張って行くような人望は無いから逃げではない。かと言って、後方からのし上がるような技量も体力もないので、追い込みでもない。ならば、昨今流行りの...
【馬ニアな話】 府中で味わうギムレットずっと前に見た競馬雑誌に書かれていた言葉が忘れられない。 「約束の血」 その血とは、1951年のフランスダービーを制覇したシカンブルの血のこと。母国でダービーを勝ち、リーディングサイアーにもなった彼のDNAは、遠路遥々日...
【追憶の名馬面】シーザリオ競馬以外のことについては、限りなく無知に近いので、世の中の流行り廃りに付いて行けないでいる。○○という女優さんが可愛い。△△の新曲はイマイチだった。この様な話題を振られても、私は、へぇ…と、どちら付かずな返事しか出来ない...
【追憶の名馬面】ナリタブライアン※馬齢表記は、現行の表記を使用しています。 「友情、愛情、ケイバ場!」とキャッチコピーを銘打ち、開幕した2017年の中央競馬。若者達が、思い思いの過ごし方で競馬を楽しむフレッシュなイメージ像を見て、自ら好んで逸れた道を驀...
【追憶の名馬面】テイエムオーシャン覚醒した栗毛の皐月賞馬が、古馬戦線を支配した20世紀末の2000年。 その栗馬と同じく、桃、緑一本輪、袖黄縦縞という鮮やかな色彩を帯びた勝負服と、栗東・西浦勝一厩舎のトレードマークである、橙に水色の縞模様をあしらったメン...
【栄光の瞬間】第58回有馬記念・最後の逸品後世にまで語り継がれる名馬になるには、競走成績にプラス、個性がなくてはならない。と考えている。 例えば平成期で初めて三冠馬に君臨した、ナリタブライアン。 クラシックロードで、暴君の様な強さを見せつけた彼は、鼻上にシャドー...