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【ターコイズステークス2025予想】 三年連続出走のフィールシンパシー、「三度目の正直」で重賞初制覇へ!

2025/12/20 04:00
【ターコイズステークス2025予想】 三年連続出走のフィールシンパシー、「三度目の正直」で重賞初制覇へ!

土曜の中山メインは牝馬限定のハンデ重賞「ターコイズステークス」が開催。フルゲートでの開催が見込まれ、例年以上に見極めが難しい一戦となっている。

多彩な路線から実力馬が顔を揃える中で、注目したい存在が6歳牝馬のフィールシンパシーだ。4走前の福島牝馬ステークスでは3着に好走しているものの、近3走は14着、14着、11着と結果だけを見れば低迷しているようにも映る。しかし、この馬の評価を下げるのは早計だ。

その理由は、ターコイズステークスとの高い相性にある。フィールシンパシーは本レースに3年連続で出走しており、2年前はハンデ53キロで2着、昨年はハンデ54キロで7着だった。昨年は7着とはいえ勝ち馬から0秒2差、2年前も同じく0秒2差と、いずれも着順以上に内容の濃い競馬を見せている。中山マイルの流れと舞台設定が、この馬の持ち味に合致していることは明らかだ。

今年は近走成績が振るわないこともあり、再びハンデは53キロに設定された。このレースにおいて、この斤量は明確なアドバンテージであり、条件面は過去の好走時と同様、もしくはそれ以上といえる。

前走のG2アイルランドトロフィーでは11着に敗れたが、内容は決して悲観するものではなかった。いつもより後方からの競馬となりながらも、直線ではしっかりと脚を伸ばし、一時は上位争いに加われそうな場面を作っている。ラスト1ハロンで差し返されたものの、1600m地点では今回の出走予定馬の多くより前で走っており、距離がマイルに戻る今回は、同レース組の中でも上位評価が可能な一戦だった。

舞台適性、斤量、そして過去の実績を総合すれば、ターコイズステークスにおけるフィールシンパシーの存在感は今年も小さくない。3年連続出走となる今年こそ、「三度目の正直」で悲願の重賞初制覇を果たす可能性は十分にある。混戦必至の牝馬ハンデ重賞において、再び輝きを放つ一頭として大いに期待したい。 

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