【JRAフローラS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

オークスへの優先出走権が上位2頭に与えられるトライアル競走「フローラS」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ユーバーレーベン（牝3、手塚貴久厩舎）

4/21（水）美浦・坂路（良）4F52.6－3F38.5－2F25.2－1F12.6（馬なり）

美浦の坂路で2頭併せ。僚馬ゴルトマイスターを2馬身追走し、ラスト2Fあたりからペースを上げジワジワと差を詰めると、直線序盤で内から馬体を並べ、余力たっぷりの手応えで併入しました。終始馬なりでしたが、楽に坂路自己ベストを更新。1週前はやや重の南Wで一杯に追われて5F67.7－1F12.1をマークし、併せた馬を突き放す好内容の追い切りを消化。疝痛明けの前走を使って明らかに良化している印象です。仕上がりは万全と見てよさそうです。

クールキャット（牝3、奥村武厩舎）

4/21（水）美浦・南W（良）5F68.8－4F53.9－3F39.7－1F12.8（馬なり）

岩田康誠騎手を背に美浦の南Wで2頭合わせ（レースはC.ルメール騎手が騎乗）。僚馬リスペクトを先行させてスタートし、直線で内から馬体を併せると押さえきれない手応えで伸びて半馬身先着しました。コーナーあたりからは終始引っ張り切りで、手綱を緩めれば一気に弾けそうな雰囲気でした。攻め動くタイプではありますが、馬なりでも押さえきれないほどの活気で状態は万全と見ます。

ルース（牝3、池添兼雄厩舎）

4/21（水）栗東・CW（良）6F83.1－5F66.8－4F51.4－3F37.6－1F11.8（馬なり）

栗東CWコースを単走。序盤はゆったりと進め、直線は鞭も入って一杯に追われると、ラスト1Fは11.8秒と鋭く伸びてゴールするしまい重点の内容。1週前は重たい馬場のCWコースで6F83.2－1F12.0の好時計をマークしており、2週連続で好内容の追い切りを消化しています。中2週で軽めだった前走時の追い切りよりも動いており、状態は前走以上にありそうです。中間は課題のゲート練習もしっかりこなしており、態勢は整ったと見てよさそうです。