【函館記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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函館の名物レース「函館記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ブローザホーン(牡4、中野栄治厩舎)

7/12(水)函館・芝(やや重)5F66.1-4F50.4-3F37.1-1F11.2(馬なり)

函館芝コースで2頭併せ。6歳オープンの僚馬フォワードアゲインを追走し、直線は軽く仕掛けられて内からラスト1F11秒2の脚を楽に出して併入。内容として軽めの内容でしたが、軽やかなフットワークでやや重の洋芝を完璧にとらえ、まるで良馬場を走っているかのような動きを披露しました。前脚で深くかき込むフォームは推進力十分で、雨が降る週末の函館にマッチしそうな気配です。前日火曜日には岩田康誠騎手が手綱を握ってコンタクトを取っており、中間時計は8本と乗り込み量も豊富です。2勝クラス、3勝クラスと連勝しており、勢いに乗っての重賞初制覇も夢ではないでしょう。

ルビーカサブランカ(牝6、 須貝尚介厩舎)

7/12(水)函館・芝(やや重)5F69.6-4F53.6-3F39.3-1F11.1(馬なり)

函館芝コースで3頭併せ。3頭併せの最後方から2頭を追走し、4コーナーでも直後で我慢を利かせ、直線は最内からラスト1F11秒1の圧巻の脚で伸びて、2頭に1馬身差を付けて最先着を果たしました。直線も持ったままの楽な内容でしたが、キレイなラップで徐々にピッチを上げて直線弾けてと、道中の動きはスムーズでラストの反応と伸びも上々です。前走の巴賞時は1本追っただけでレース本番も調教代わりのようなレースぶりで5着。中1週の滞在競馬、斤量2kg減と上積みが期待できそうな条件で、今回は高いパフォーマンスが期待できそうです。

マイネルウィルトス(牡7、宮徹厩舎)

7/12(水)函館・W(重)5F67.3-4F52.5-3F38.6-1F12.0(馬なり)

丹内祐次騎手を背に函館のWコースで単走。終始馬なりで外を大きくまわって直線を向くと、内を走る他厩舎の馬を突き放すように伸びてラスト1Fは12秒0でゴール。1週前にしっかり追われており、最終追いはしまいの反応と伸びを確認する程度の軽めの内容でした。その1週前は丹内騎手を背に函館Wコースで2頭併せを行い、一杯に追われて5F65.3―1F11.7の好時計をマークし、併せた3歳未勝利のコンビートバーチェに3馬身以上差をつけて先着。約1年ぶりの出走となりますが、全体タイムや終いのタイムが函館Wとは思えないほど破格な時計です。久々でもいきなり力を発揮できる状態に仕上がってそうな気配です。