【阪神牝馬ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
ヴィクトリアマイルの前哨戦「阪神牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
アカイトリノムスメ(牝4、国枝栄厩舎)
4/6(水)美浦・南W(やや重)5F66.5-4F51.5-3F37.4-1F11.5(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬パラレルヴィジョンを1馬身先導する形で進め、ラスト1F11.5の脚で内の相手をしっかりおさえて併入しました。輸送を考慮した軽めの内容でしたが、先行して余裕の脚色で併入なら十分。1週前は、南Wで同じく阪神牝馬S出走予定のマジックキャッスルと、最終でも相手したパラレルヴィジョンとの3頭との併せで真ん中から追われ、5F67.6-1F11.7でパラレルと併入、マジックに半馬身先着と順調に進められてきました。休み明けでも走れる馬で、今回もしっかり態勢は整っている印象です。
ジェラルディーナ(牝4、斉藤崇史厩舎)
4/6(水)栗東・CW(良)6F86.4-5F69.6-4F53.9-3F38.0-1F11.4(馬なり)
幸英明騎手を背に栗東CWコースで単走。道中は折り合いに専念して軽快なフットワークで進め、しまい重点に追われてラスト1Fは11.4の好時計をマークしてゴールしました。調整程度の軽めの内容でしたが、除外となった大阪杯の週ですでに仕上がっているので問題はなし。3連勝でオープン入りを決めた後は重賞で連続4着と昨年夏から好調で、今回も高いレベルで好調をキープ出来ている印象です。マイルへシフトチェンジする形となった点は気がかりですが、状態自体は良好で、持ち味である終いの末脚はしっかり発揮できる状態にありそうです。
テーオーラフィット(牝4、上村洋行厩舎)
4/6(水)栗東・坂路(良)4F54.8-3F39.8-2F25.4-1F12.4(馬なり)
栗東坂路で単走。終始馬なりの軽めの内容でしたが、低い姿勢を保って力強い伸び脚を見せ、終いも12.4の好時計。中2週と間隔は短いものの、坂路で意欲的に追われており状態は良さそうです。追い切りの時計は2走前からどんどん縮まっており、今回も休み明けを叩かれて順調に良くなっている印象です。コーナーで外へ膨れるところがある馬でしたが、前走は我慢して内に入る競馬が出来ており、パフォーマンスも良化。今回は格上挑戦となりますが、成長と充実ぶりがうかがえる今なら侮れない存在となるでしょう。