【平安ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
中距離ダート重賞「平安ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
テーオーケインズ(牡5、高柳大輔厩舎)
5/18(水)栗東・坂路(良)4F53.1-3F38.7-2F24.8-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。終始持ったままの馬なり調教でしたが、1週前には松山弘平騎手を背にCWコースで追われ、6F84.0-1F11.3をマークして併せ馬に半馬身先着と、終いはしっかり追われて好時計をマーク。2週前にもCWコースで6F86.8-1F11.4と、終いはしっかり伸びて併せ馬と併入。海外帰りでも動きは変わらず上々です。さすがに初戦からエンジン全開という雰囲気はありませんが、馬体に緩みはなく、きっちり力は出せそうです。
メイショウハリオ(牡5、岡田稲男厩舎)
5/18(水)栗東・坂路(良)4F51.8-3F37.7-2F24.4-1F12.1(強め)
栗東坂路で2頭併せ。僚馬テーオーダヴィンチと併せ、鞭も入って外から強めに追われると、ラスト1F12.1の脚で伸びてクビ差先着。この馬としては珍しく全体も終いも速い時計をマークし、自己ベストを更新。1週前も坂路で一杯に追われ、4F52.4-1F12.2と速い時計を出して併せ馬と併入しました。太目だったから時計を出してきた可能性もありますが、追われた反応は良く、これまでの追い切りとの比較でも動き自体は良く見えますし、使われて良くなってきている印象を受けます。前走はマイナス16kgの馬体重でも快勝と結果を出しており、上積みが期待できるここは前走以上のパフォーマンスが期待できそうです。
サンダーブリッツ(牡5、久保田貴厩舎)
5/18(水)美浦・南W(良)6F83.6-5F67.9-4F53.0-3F38.4-1F11.4(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬イルーシヴパンサーを3馬身後ろに置き、直線は相手を待ってから馬なりままでラスト1F11.4の脚で伸びて併入しました。終始馬なりで軽めの内容でしたが、終いは良い脚を使って稽古駆けする相手をしっかり抑えており、好内容の追い切りを消化。最終は軽めでしたが、1週前は南Wで6F82.2-1F11.5の好時計をマークしており、しっかり負荷がかけられています。オープンに上がってから一戦ごとに力をつけてきており、今年に入ってからも追い切りでは好時計を連発。中間は順調そのもので、引き続き好状態にあると見て良いでしょう。