【キーンランドカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

サマースプリントシリーズの第5戦「キーンランドカップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
パンジャタワー(牡3、橋口慎介厩舎)
8/20(水)札幌・芝(良)5F61.5-4F48.0-3F34.1-1F11.5(馬なり)
札幌の芝コースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬サトノクロークを6馬身ほど先行させ、序盤から良いペースで進めて距離を縮めていき、直線は外からラスト1F11秒5の脚で伸びて併入しました。1週前は函館のWコースで2頭併せを行い、5F68.6-1F11.8をマークして先着。中間は栗東ではなく、放牧先で調整されて北海道入りしており、約3ヶ月の休み明け。G1激走後ということもあり状態面が懸念されていましたが、全く不安を感じさせない動きと時計です。
ウインカーネリアン(牡8、鹿戸雄一厩舎)
8/20(水)函館・芝(重)5F66.7-4F52.4-3F37.6-1F11.9(馬なり)
函館芝コースで単走。道中はゆったりと入って推進力の伝わるフットワークで運び、直線に入ってしまい重点に追われると、ラスト1F11秒9をマークして最後まで集中力を維持したままゴールしました。1週前は三浦皇成騎手を背に函館Wコースで2頭併せを行い、5F65.8-1F12.1をマークして先着。函館のWとしては速い時計で、古馬3勝クラスの併せ馬にも楽に先着できており、好状態を印象付けています。約5ヶ月の休み明けの8歳馬とは思えぬ好気配です。
ペアポルックス(牡4、梅田智之厩舎)
8/20(水)函館・W(重)5F67.8-4F51.5-3F36.9-1F12.0(馬なり)
荻野琢真騎手を背に函館Wコースで単走(レースは松若風馬騎手が騎乗)。道中は折り合いに専念し、しまい重点に追われてラスト1Fは12秒0をマーク。1週前は函館芝コースを単走で追われ、5F69.2-1F11.5をマークしてゴールしました。14日と17日にも函館ウッドで軽めに追われており、滞在競馬で臨戦過程は順調そのものです。函館スプリントS・5着、青函S・3着と夏の北海道で調子を上げてきており、今回も高いレベルで好調をキープできています。

