【JRA共同通信杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
クラシックへと繋がる注目の一戦「共同通信杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ジオグリフ(牡3、木村哲也厩舎)
2/9(水)美浦・南W(良)5F69.6-4F54.2-3F39.4-1F11.7(馬なり)
美浦の南Wで3頭併せ。外にオーソリティ、内にアヴェラーレを置いて真ん中から追われると、直線はラスト1F11.7の鋭い伸び脚を披露して併入しました。仕掛けられてからの反応はジワジワとでしたが、2頭の間でしっかりと集中力を持続させて最後まで脚を使えています。1週前は南Wで強めに追われ、5F67.8-1F11.8の好時計をマークして併せ馬と併入。距離延長と広い東京コースならしっかり脚を溜めれそうで、東京仕様の形にきっちりつくってきた印象です。
アサヒ(牡3、金成貴史厩舎)
2/9(水)美浦・南W(良)5F69.1-4F53.9-3F38.8-1F12.1(馬なり)
田辺裕信騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬イモータルスモークを5馬身追走し、徐々に差を詰めて直線は内からあっさりと交わすと、並ぶまもなくそのまま突き放して2馬身差を付けてゴールしました。前向きな馬で乗り難しいところがある馬ですが、道中の我慢も利いて終いも加速ラップで楽に併走馬を圧倒とスムーズな競馬を見せました。1週前は南Wで強めに追われ、5F67.7ー1F11.6の好時計をマークして併せ馬に先着と好内容の追い切りを連発。3カ月ぶりと久々ですが、態勢は整っている印象です。
レッドモンレーヴ(牡3、藤沢和雄厩舎)
2/9(水)美浦・南W(良)6F85.1-5F69.9-4F54.9-3F40.3-1F12.2(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬シハーブを2馬身先行させ、4コーナーで内から徐々に差を詰めると、直線は楽な手応えでラスト1F12.2をマークして併入しました。まだ幼いところがあり気性的にやり過ぎない方が良さそうなタイプに思えますが、2戦目では大人びたレース振りもできており、追い切りでの折り合いもスムーズでシャープに動けていました。中間は前走後も在厩で調整されて上積みも見込めそうで、すっかり態勢は整っている印象です。