【JRA京都記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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伝統の古馬G2「京都記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ユーバーレーベン(牝4、手塚貴久厩舎)

2/9(水)美浦・南W(良)6F83.8-5F68.6-4F53.6-3F38.5-1F11.9(馬なり)

津村明秀騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ(レースはM.デムーロ騎手が騎乗)。僚馬レッドゲイルを追走し、4コーナーで内から馬体を併せると、馬なりのままスムーズに加速してラスト1F11.9の伸び脚を見せて併入しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、6F85.4-1F11.7をマークして最先着。1週前はしまい重点で、最終は全体で速い時計をマークと週ごとにメリハリを付けた調教を消化している点も好感が持てます。本番は次でも、状態面に苦労してきたこれまでと比較するとかなり状態は良さそうです。

マリアエレーナ(牝4、吉田直弘厩舎)

2/8(火)栗東・CW(良)6F82.2-5F67.1-4F52.5-3F37.8-1F12.1(馬なり)

栗東のCWコースで単走。馬なりのまま徐々にスピードを上げていくと、直線は12.1秒の鋭い伸び脚を見せてゴール。流す程度の軽めの内容でしたが、前向きさが見られセーブしながらも時計は優秀です。1週前もCWコースで一杯に追われて6F80.9-1F11.3の好時計をマークしており、調整過程は順調そのものです。休み明けだった前走時以上の時計を楽に出していますし、使われてしっかり良化してきた印象です。前走愛知杯での好走ぶりからも、今まさに絶好調という感じです。

ラーゴム(牡4、斉藤崇史厩舎)

2/9(水)栗東・CW(良)6F81.4-5F65.5-4F51.0-3F36.4-1F11.4(強め)

池添謙一騎手を背に栗東CWコースで単走。前半からしっかり折り合ってスムーズな加速ラップで徐々にスピードを上げていくと、直線は騎手の合図にも素早く反応してラスト1Fは11.4と圧巻の伸び脚を披露し、全体時計も自己ベストと同等の時計をマーク。折り合い面で課題があった馬ですが、向正面やコーナーの入りはスムーズで、折り合い面に進境が見られた点も好感が持てます。1週前もCWコースでしまい重点にビッシリ追われ、6F83.1ー1F11.2の好時計をマーク。大型馬ながら太め感もなく、ここは仕上がり万全と言えそうです。