【産経賞オールカマー2025】天皇賞・秋の前哨戦!レガレイラやドゥラドーレスなど出走予定馬を考察

今週は勝ち馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる「オールカマー」が開催されます。春のG1路線を戦った実力馬と、夏の重賞で好走した馬が顔を揃えるまさにAll comer(参加希望者全員)な一戦です。今年も多彩な顔ぶれが揃いましたが、今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
レガレイラ(牝4、木村哲也厩舎)
有馬記念・11着から参戦するレガレイラ。先月の札幌記念も検討されていましたが、態勢が整わず回避。ホープフルS、有馬記念を制した相性の良いこちらに矛先を変えてきました。年末の中山と比べて速い時計で開催されるので勝手は違ってきますが、能力が上位なのは明白。馬自身がどこまで調整できているかが最大の鍵となりそうです。先週はWWコースで3頭併せを行い、長め7Fから負荷をかけて6F79秒4―1F11秒4の好タイムをマークと時計は優秀。ここは前哨戦でも無様な競馬は魅せられないところです。
ドゥラドーレス(牡6、宮田敬介厩舎)
七夕賞・2着から参戦するドゥラドーレス。2走前のエプソムCでも2着に好走しており、重賞タイトルにあと少しのところまで来ています。3歳時に毎日杯3着、菊花賞4着と活躍。屈腱炎で長期休養を余儀なくされましたが、今年、小倉日経賞を勝ち、レコード決着のエプソムCで2着と復活ののろしを上げました。通算わずか10戦というフレッシュな6歳馬は、豊富なスタミナと切れ味を兼備。今回は半妹レガレイラとの初対決も大きな話題で、兄妹対決がどのようなドラマを生むのか注目されています。
ヨーホーレイク(牡7、友道康夫厩舎)
宝塚記念・17着から巻き返しを狙うヨーホーレイク。重賞3勝、大阪杯でも3着に善戦した馬としてはどう考えても負け過ぎな内容。好スタートから良いポジションを確保するも、4コーナー手前ですでに手応え怪しく、失速しての凡走でした。前走から回復しきってなかった、熱中症だったなど、様々な憶測が飛び交っていますが、明確は敗因は不明です。今回も状態面については注視が必要となります。

