【エリザベス女王杯2022予想】秋の最強牝馬決定戦！デアリングタクトやスタニングローズなど出走予定馬を考察

今週日曜の阪神メインは牝馬チャンピオン決定戦の「エリザベス女王杯」です。3歳馬と歴戦の古馬との激突が最大の見どころとなっています。今年は例年の京都競馬場ではなく阪神競馬場で開催ということで求められる傾向も変わってきそうです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

デアリングタクト（牝5、杉山晴紀厩舎）

2020年の三冠牝馬デアリングタクト。前走のオールカマーでは1番人気に推されましたが、6着と期待を裏切る形となってしまいました。内枠有利の馬場にも泣かされ、上位3頭は内をロスなく走った馬が占める結果に。終始外をまわって1秒差の6着なら見限るのは早計でしょう。叩き2戦目で調子を上げてくるタイプでもあり、昨年の故障も見られないのでここはパフォーマンスを上げてくる可能性十分でしょう。

スタニングローズ（牝3、高野友和厩舎）

前走の秋華賞を制し、G1初制覇を果たしたスタニングローズ。今年は5戦して4勝、2着1回と好成績で、勝ちきれなかった昨年から大きく成長しています。立ち回りが上手いのでコーナー4つの内回りも問題なし。持続力のある末脚も阪神向きで、前走の秋華賞ように前目からしぶとく伸びていくことができ、距離が延びても問題はなさそうです。古馬の一線級が相手となりますが、世代屈指の力を持ち、ここでも通用する可能性十分。

ナミュール（牝3、高野友和厩舎）

オークス・3着、秋華賞・2着と二冠で好走しているナミュール。マイルで3勝、うち1勝はG2チューリップ賞とマイルで勝ち星を挙げていますが、オークス・秋華賞は距離が延びたことでこれまでより前目の位置に付けることができるようになったという印象で、2000m前後でパフォーマンスを高めてくれる可能性は高そうです。前走は馬体重20kg増と大きく馬体を増やしての参戦でしたが、レースぶりからも成長分と見て良さそうです。1回使われての上昇度から好勝負は十分可能でしょう。