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【鳴尾記念2025予想】宝塚記念の前哨戦!グランヴィノスやオールナットなど出走予定馬を考察

2025/12/01 13:18
【鳴尾記念2025予想】宝塚記念の前哨戦!グランヴィノスやオールナットなど出走予定馬を考察

阪神の土曜メインは宝塚記念の前哨戦「鳴尾記念」です。2021年に同レースを8番人気で逃げ切ったユニコーンライオンは宝塚記念で2着に好走。2015年の勝ち馬ラブリーデイは宝塚記念を6番人気で優勝し、2014年は4着だったカレンミロティックが9番人気で2着に善戦するなど、本番の宝塚記念で穴をあける馬を多く輩出しており、伏兵馬を算出する上でも重要な一戦と言えるでしょう。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしました。

グランヴィノス(牡5、友道康夫厩舎)

前走のチャレンジC・2着から参戦するグランヴィノス。3勝クラスを勝ち上がった直後の重賞挑戦ながら、川田騎手の好リードに応えて堂々の走りを見せ、内容は上々でした。5歳ながらキャリア8戦とフレッシュで、きょうだいに名馬が並ぶ良血も大きな魅力です。近2走は持続力を生かした競馬で安定感を示しており、今回も人気の一角は確実でしょう。瞬発力勝負は課題ですが、阪神芝1800mで【2-1-0-0】と好相性を示しており、舞台適性は十分。主戦・川田騎手とともに、待望の重賞初制覇に期待が高まります。

オールナット(牡4、高野友和厩舎)

前走のチャレンジCを快勝したオールナット。前走はモレイラ騎手がインピタを選択し、馬群の間を迷いなくさばく“モレイラマジック”が炸裂。直線では一度前が壁になる場面がありながら、内へ進路を切り替えると一気の加速で先頭へ躍り出る見事な競馬でした。興奮しやすい気性をうまく落ち着かせ、力を引き出した手腕も光りました。今回は主戦・北村友一騎手に手綱が戻りますが、芝1800mで【2-0-1-0】と崩れない舞台適性は大きな後押しです。近走の敗戦は左回りの瞬発力勝負に偏っており、今回の条件なら力を発揮できそう。実績上位の存在として、重賞連勝も十分に視界に入ります。

センツブラッド(牡3、斉藤崇史厩舎)

前走のカシオペアS・7着から巻き返しを狙うセンツブラッド。3歳1勝クラス勝ちの後、白百合Sでは前半1000m57秒9の厳しい流れを先行して2着に粘る内容を披露。さらにG3ラジオNIKKEI賞でも、馬群を割って伸びた末脚で2着と重賞級の力を示しました。前走は最内枠から流れに乗れたものの、直線でキレ負けし7着。ただし4か月ぶりの実戦が影響した可能性もあり、今回は1か月半ぶりで上積みが見込めます。上がりのかかる展開が理想で、状態さえ整えば再び好走圏に入ってくる力は十分です。

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